中国でも都市部を中心にインターネットが広く使われている。ネッ トサーフィン
をはじめ、e-mailでの通信など諸外国と同様に利用することができる。また、プロ
バイダも中国電信China Telecomをはじめ、都市ごとの会社が多数存在し、在住日本
人も会社やプライベートでとインターネットを利用している。料金的にも日本とく
らべてむしろ安いようだ。
また、日本で加盟しているプロバイダによっては中国内に提携のアクセスポイン
トがあって、そこからふだんと同じようにダイヤルアップできる。詳細は日本側プ
ロバイダ各社のホームページなどで確認しておこう。
★中国電信のインターネット 長期国内滞在者・国内出張の多い方にお勧め○
いくつかのプロバイダーのうち、個人用のサービスに便利なのは電話局で申し込
みができる中国電信のインターネットだろう。日本までのさまざまな通信連絡の
手間や費用を考えると、電話を引くのと同時にインターネットのアカウントを申
し込んでしまうと便利だ。また中国電信のアカウントなら中国全土のどこにいっ
ても市内通話料金でメールボックスにアクセスできる。
●中国電信のインターネットドメインの例
中国電信のインターネットに加入すると各都市ごとに以下のようなドメインが付
いたメールアドレスが交付される。
・北京・・・public.bta.net.cn
・天津・・・public.tpt.tj.cn
・上海・・・public.sta.net.cn
・大連・・・dlptt.ln.cn
・広州・・・public.guangzhou.gd.cn
・深セン・・・public.szptt.net.cn
★その他のプロバイダ 長期滞在者(出張のない方)にお勧め○
日本と変わらず中国電信のほかにも各地に多くのプロバイダーがある。利用方法とは中国電信とほぼ変わらない。料金やサービスはプロバイダーによって異なるので、加入時に確認し、自分に一番適したプロバイダーを利用することを勧める。ただしローカルプロバイダーの場合、市内のみの使用(市外からのアクセスする際はは市外電話となる=電話料金が高くなってしまう)のプロバイダーが多いため、出張する方は加入時に確認していただきたい。
★ローミングサービスによる接続 日本からの出張者で国内外の出張の多い方にお勧め○
中国のプロバイダーに入会しなくても、日本やアメリカの主要プロバイダー(NIFTYなど)
に入会していれば、深センにある提携先アクセスポイントから自分のメールボッ
クスに繋ぎメールの送受信やホームページのチェックが可能である。詳細は日本
側各プロバイダーの案内を確認のこと。
●NIFTY加入者の例
(自分のアカウント名がABC00000と仮定する)
- ダイヤルアップの電話番号:中国全国統一で163
- ログイン名:ふだん日本でABC00000とだけ入れている項目にgric/ABC00000@nifty.comと入れること
- パスワード:ふだんと同じ(変更不要)
- smtp/popなど:変更しなくてよいが、ダイヤルアップのごとに先に受信を行ってから送信を行うこと。(たとえ、メールが来ていないことが分かっていても受信操作を行うこと)
★ダイヤルアップカードによる接続 既にメールアドレスをお持ちの方にお勧め○
中国の通信会社のひとつ、Chinamotionでは、登録番号と暗証番号が記入され た
インターネットダイヤルアップ用のプリペイドカード「cm163上崗カード」を売り出
している。これをつかうと、電話局やプロバイダー業者に連絡しなくても即、ダイ
ヤルアップが可能となる。1時間当たりの使用料金は前述の「中国電信のインター
ネット」と同じなので、登録が面倒という人はこれをずっと使い続けてもよいだろ
う。
使い方はかんたんで、購入したカードの裏面のスクラッチ部分を剥がし、そこに
書かれたIDとPSW(Password)を、ウィンドウズなら 「ダイヤルネットワーク」に、
Macintoshなら「リモートアクセス」にそれぞれ入力して繋ぐだけでよい。なお、ダ
イヤルアップの電話番号は中国電信の公衆インターネット回線と同じく全国共通の
163でよい。これに繋ぐことにより、中国でのメールアドレスもすぐ作れる。
また、回線のみこのダイヤルアップカードで繋ぎ、アドレスはもともと日本で使
っているものをそのまま利用する方法も考えられる。この場合、smtp/pop部分はい
っさいさわらなければ自分が日本で使っているコンピュータの設定でそのままメー
ルの送受信ができるはずだ。
★電話料金込みサービスの利用 出張者の方にお勧め○
都市によっては、プロバイダにダイヤルし、特別なID,パスワードを入力すれば
電話料金にプロバイダ接続料金が加算されるシステムを利用できる。
現在、知り得ている無料サービス番号は以下のとおり。(メールの送付にはSMTPをプロバイダ指定のものに設定する必要がある。SMTPも知り得る限り記した)
・北京・・・電話番号2911、ログイン2911、パスワード2911
・天津・・・電話番号2163、ログイン2163、パスワード2163
・上海・・・電話番号8163、ログイン8163、パスワード8163(SMTPはpulbic.sta.net.cn)
・上海・・・電話番号8888、ログイン8888、パスワード8888(SMTPはonline.sh.cn)
・南京・・・電話番号990、ログイン990、パスワード990
・寧波・・・電話番号163、ログイン163、パスワード163
・広州/深セン・・・電話番号96169、ログインguest、パスワードguest
★パソコンを持ってこなかった場合
「パソコンを持ってこなかったけれども、ちょっとメールをチェックしたい」。そうした時はホテルのビジネスセンターなどの他にも、ネットカフェの利用も一案だろう。大都市であれば数件はある。例えば上海のヒルトンホテル前に位置する『Raise the Red Lantern』(常熟路5号 電話021-6247-1025)は、バーだがカウンターに数台のパソコンが置いてあり、無料でネットに乗ることができる。回線がよく利用状況は快適だ。
小さな町の場合でも、インターネットの利用を商売としている店がある。ごく低料金でネットを利用することができる。
メールのチェックの方法は、3. 出張先等でのメールの利用参照。
深センChina Netへのアクセス方法及び料金について
上海ISP情報
★電源について
中国の電源は220Vなので、パソコン電源が100Vの場合には、220Vから100Vへ変換するトランスが必要となる。100V電源のパソコンを誤って直接コンセントに差し込むと故障するので、使用可能な電圧を事前によく確認することが必要(使用可能電圧は通常バッテリーコードに書いてある)。
中国の電源コンセントの形状は日本と異なるので、通常日本のパソコンのバッテリーコードを直接つなぐことはできない。場所によって"ハ"の字型、丸棒二本型または英国(香港)型(三針式)が使われているので、どこでもパソコンを使えるようにするためには、この3種類のアダプタを準備する必要がある。
なお、ホテルによっては、トランス、アダプタを貸してくれるところもあるので、準備し忘れた場合でもホテルに聞いてみるとよいだろう。また、バスルームにシェーバー用の電源があり、それが日本のコンセントと同様の形で、かつ100Vとなっている場合もある。
★電話回線への接続
プロバイダへの接続のためには、アクセスポイントがその滞在する市内にあればよいが、時には他の都市や、日本や香港などの海外へダイヤルしなくてはならない時があるだろう。
高級ホテルであればたいてい問題がないが、中国の中級以下のホテルでは、国際電話のみならず長距離電話をかける場合も、事前にフロントに言って回線が使用できるようにしてもらわなくてはならないことが多い。この際デポジットを徴収されることもある。
交換手を通さねば長距離・国際電話をかけられない場合があるが、この場合接続方法は煩雑となるものの、不可能ではない。その方法については下記の「中国国内旅先インターネット接続マニュアル」参照。
電源や電話回線への接続についての詳細は、 中国国内旅先インターネット接続マニュアル(By 在北京真田晃氏) 参照
出張先等で、他の人のパソコンを使わせてもらう場合や、自分のパソコンでも、いつもと異なるプロバイダに接続している場合、メールの送受信を行うには一定の設定や工夫が必要となる。
他の人のパソコンを使う場合
・他の人のパソコンでNetscapeやOutlook Express等を使う場合
メールソフトの設定ページを開き、ユーザー名、パスワード、POP3サーバー名を
自分が通常使っているプロバイダのものに変更する必要がある。また、メールアド
レス、名前、署名などが登録されている場合は、これも変更しないとパソコンを貸
してくれた人の名前でメールが発送されることになる。なお、SMTPサーバー名は変
更する必要がない。
・ウェブメールを使う場合
上記の設定変更がやや煩雑な場合は、日本語のYahooメール
http://my.yahoo.co.jp/ の利用がいいだろう。画面上でメールアドレス、パスワー
ド、POP3サーバー名を入力するだけで、ブラウザ上で簡単に自分のメールをチェッ
クすることができる。そこから送信もできるが、送り元の名前とメールアドレス
が、利用時に登録したyahoo.co.jpのものになってしまうのがやや面倒だ。
自分のパソコンでいつもと異なるプロバイダに接続する場合
この場合は、メールソフトのSMTPサーバー名を、つないでいるプロバイダの指定するものに変更する必要がある。
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