ジョン・ペイペイ:新人について
【深[土川]晩報→人民日報】00.11.16/『グリーン・デスティニー〈臥虎藏龍〉』で敵役“碧眼狐狸”を演じたジョン・ペイペイ〈鄭佩佩〉が言うには─ジャン・ズーイー〈章子怡〉の芝居は全て、アン・リー〈李安〉監督が彼女にひとつひとつ教え、1回1回撮りなおしを重ねて作られたもの。今の新人のいったい何人がこんな機会に恵まれますか?監督が時間とお金を惜しまず演技を教えてくれるなんて。
【香港商報・大公報】00.11.11/『グリーン・デスティニー』で金馬主演男優賞にノミネートされなかったことについて聞かれたチョウ・ユンファ〈周潤發〉いわく、別に残念じゃない、今までにノミネートも授賞もたくさん経験しているのでもう満足だ。(冗談)。..『グリーン・デスティニー』はミシェール・ヨー〈楊紫瓊〉とチャン・ツーイーとアン・リーの代表作だ(やや本気?)、私の代表作はまだ探し中なんだ。
【羊城晩報→新波娯楽】00.11.08/『グリーン・デスティニー』の大陸での興行成績は、期待されていたほど大ヒットとはならず、上海では今のところ200万元、最終的には300〜400万元程度で終わりそうだ。北京でも、500万元と見込まれていたのが200万元足らず。原因は、映画が北京プレミア上映されてから一般公開までに何カ月も間が空いたことや公開時期がよくないことのほか、作品じたいの問題点のせいだという意見もある。武侠の怨念を哲理に昇華させるため、アクション映画としての物語性を損なっているとか。
【中国時報・星報】00.11.03.午前/アン・リー監督の話によると、今後『グリーン・デスティニー』の続編を撮るかもしれないが、それは後編ではなく前編である。(『グリーン・デスティニー』は5部作の原作のうち4作めなので、それより前の部分ということ)。リー・ムーパイ〈李慕白〉役のチョウ・ユンファと、ユイ・シウリエン〈兪秀蓮〉役ミシェール・ヨーがストーリーの中心になり、ミシェール・ヨーはユイ・シウリエン役とメイニアン〈媚娘〉役と2役を演じるとか。ジャン・ズーイーとジャン・ジェン〈張震〉の出演場面はないだろうとか。今ニューヨークで『グリーン・デスティニー』を宣伝中のアン・リー監督は、今度台湾へ戻ったら、プロデューサーのシュイ・リーゴン〈徐立功〉と相談すると言っている。『グリーン・デスティニー』前編と、もう1本の予定作『魔術師フーディーニ』(西洋映画)とどちらを先に撮るかは『グリーン・デスティニー』のアメリカでの興行成績しだいで決める、成績がよかったら“鉄は熱いうちに打て”で、先に『グリーン・デスティニー』前編を撮るかもしれない、とか。
『グリーン・デスティニー』のアメリカ一般公開は12月8日。4日にロサンゼルスプレミア。..アン・リーとシュイ・リーゴンは、製作費の都合でまだ『グリーン・デスティニー』の報酬を手にしていない。で、世界各国の興収が6千万米ドルを超えて初めて、歩合で報酬を受け取れるそうだ。
【文匯報】『グリーン・デスティニー』が、フランダース映画祭で最優秀音楽賞を受賞した。賞を受け取ったのは、中国の著名作曲家、タン・ドゥン〈譚盾〉。タン・ドゥンによると、『グリーン・デスティニー』の音楽制作は、ほとんどが上海で行われた。演奏は上海交響楽団、上海民族楽団、上海打撃楽団。チェロはヨーヨー・マ〈友友馬〉、二胡は上海の演奏家マー・シアオホイ〈馬暁暉〉。
ジャン・ユアンの話
【文化在中国】00.11.16/『広場』や『クレイジー・イングリッシュ〈瘋狂英語〉』などドキュメンタリー映画でも有名なジャン・ユアン〈張元〉監督のお話によると:『北京バスターズ〈北京雑種〉』はストーリー映画だが、ドウ・ウエイ〈竇唯〉とツォイ・ジエン〈崔健〉が自分自身を演じているために、ドキュメンタリー要素がある。..映画はもともと“記録”から発生したものなので、ストーリー映画とドキュメンタリー映画はつかず離れずの関係にある。だから、映画はときどきドキュメンタリー映画の本質を現す。..『インペリアル・パレス〈東宮西宮〉』はドキュメンタリー映画の正反対で、ストーリー性が高く、舞台劇にもした。この舞台劇は、大陸では上演できないが、フランスの秋の芸術祭で上演した。..映画にとって脚本はとても重要だ。『インペリアル・パレス』の脚本は、ワン・シアオポー〈王小波〉に10回書き直してもらった。..『インペリアル・パレス』は純粋なゲイ映画ではない。人と人との間に起こる問題を多く提示している。..(ジャン・ユアンは人の残酷性と善良性が好き)。人間はあるレベルまで残酷になれば暖かみを増すことができ、やさしい気持ちのときはじめて残酷さの力を知る。(『クレイジー・イングリッシュ』のリー・ヤン〈李陽〉は邪教教主みたいだと言われ..)そんなことはない、彼の方法を批判してはいけない。彼の目的は英語を教えることだ。..私はリー・ヤンがおもしろくて楽しいと思ったからあの映画を撮った。..私は小さいころ体が弱くて学校に行けなかった。5、6歳ごろから絵の勉強を始め、画家になるのが夢だった。..恋愛はたぶん小学校4年生から。....第5世代監督の作品では『黄色い大地〈黄土地〉』がとても好きで感動したが、その後の作品は、芸術に対するチェン・カイゴー〈陳凱歌〉の感覚が自分と違っているのがわかってきたのでだんだん好きでなくなった。いま批判されている『始皇帝暗殺』も。..第5世代監督ではティエン・ジョアンジョアン〈田壮壮〉監督をとても尊敬している。
ルビー・リンの泣き演技
【明日報】00.11.16/ルビー・リン〈林心如〉は『雷霆戰警』で、ワン・リーホン〈王力宏〉とのドラマ部分に泣くシーンがあった。チオン・ヤオ〈瓊瑶〉テレビドラマで鍛えられているルビー・リンは、自由自在に涙をさんさんと流したりひっこめたりしてワン・リーホンとアーロン・クォック〈郭富城〉にすごい!と驚かれ、スタンリー・トン〈唐季禮〉監督には「よしよし、そのまま泣いて!」と喜ばれた。..ルビー・リンは、劇中彼女の父親に扮した秦沛の演技に感銘を受けたと言っている。
【上海青年報→新波娯楽】00.11.13/『雷霆戰警』をクランクアップさせたスタンリー・トン監督が言うことには、アーロン・クォック、藤原紀香出演『雷霆戰警』を撮影したのは、次回作『岳飛』の国際資金集めが目的だった。特に、アーロン・クォックを国際スターにすることが必要だ。(スタンリー・トンは、岳飛役はアーロン・クォックと最初から決めていた)。ハリウッドから帰ってきたスタンリー・トンの望みは、中国人の物語、中国人の俳優、中国人の映画を世界市場に売ることだそうで、『岳飛』はそのための起爆剤。2001年〜2002年に撮影予定の『岳飛』の製作費は、900万米ドルだった『雷霆戰警』の4〜5倍で、脚本もスタンリー・トンが書いている。もう第2稿が完成済み。岳飛も金兀朮も英雄にするそうだ。