上海のチャウ・シンチー

中国音像・南方日報・毎日新報/00.09.06.今さらですが(今さら出てきた.)9月1日、チャウ・シンチー〈周星馳〉「少林足球」の記者会見をしに上海へ来て話したところによると、「少林足球」ではチャウ・シンチーの普通話版も作るようなです。

記者:大陸であなたの吹き替え(普通話)をしている声優のシー・パンユイ〈石班瑜〉について、どう思いますか。

チャウ・シンチー:「彼が吹き替えをした映画を観たことがあります。すごくよかったと思います。が、やはり自分で話すのと同じというわけにはいかないので、100パーセントの出来ではない、これはしかたないです。「少林足球」では、自分で普通話と広東語を話すつもりです。最終的にはアフレコなしで観てもらえれるものができれば、一番いいと思います」。

記者:それでは、シー・パンユイの仕事がなくなるのではありませんか。

チャウ・シンチー:そんなことないよ。ほかに吹き替えの必要な俳優はたくさんいるから.........

監督リー・リクチー〈李力持〉の話では:上海は9月の9、10、16日、広州では9、10日にオーディションをし、10月になる前に出演者を決めたい。「少林足球」の撮影期間は3カ月、編集は約1年、資金は3,500万から4,000万。

00.09.04.show8・大公報・香港文匯報/チャウ・シンチーが、「有線・少林足球」講座を、香港演藝學院で開いた。香港で選んだ300人の、選考の続き。

講座に出たのは7歳の子供から78歳のおばあさままでいて、講習を受けたあと、ステージで「喜、怒、哀、楽、驚」を練習した。チャウ・シンチーも嬉しそうに模範演技をしたが、精彩な演技には至らず、笑いが絶えなかったとか........書いてあるけど。(いやん笑わしてたんじゃないの?)

監督リー・リクチー〈李力持〉の話では、ン・マンタの役はもう決まっている。アラン・タム〈譚詠麟〉については、コーチ役にぴったりだけど、でも見慣れた顔ばかりというのも何だし、もし出演しない場合はサッカー顧問として新人にサッカーを教えてもらう、とか。リー・リクチーは、(仕事があまりない合格者を使って)「少林足球大使隊」を組織し、映画のプロモーション時には、大陸までも出動させるつもり。大使たちにギャラは出るんですか?リー・リクチー:それは状況を見て。でもお弁当は出るよ。

00.09.03.太陽報/チャウ・シンチーは、93年にカナダへの移民申請が拒否され、今年6月に上訴が通り、9月下旬にトロント裁判所で開廷することになっている。きのう上海から香港にもどったチャウ・シンチーは、「少林足球」のことで頭がいっぱいだったのか移民裁判のことを忘れはてており、マスコミに言われてびっくりしていた。....弁護士も何も言ってこない、お金のことも言ってこないなあと。忙しくなったので、もう自分で出廷はしないか?シンチーさんの話では、もし移民の許可がおりても、しばらくはカナダで仕事・定住をするつもりはない。(しばらくはって..........。なーんか心配になってきたよー。)

彼が忘れるのは移民のことだけではない。シンチーさんは、上海では会見のあと関連の配給会社・映画会社と会議が続き、深夜にホテルに戻って眠り、翌日の朝早く香港に戻り、飛行機からおりると携帯電話を機内に忘れていた。アシスタントに取ってきてもらっていたそうだ。........

00.09.02.美亜音像・show8/9月1日、チャウ・シンチーが、リー・リクチーと上海に来、ジャオ・ウエイ〈趙薇〉と「少林足球」出演者募集記者会見を開いた。

記者:ジャオ・ウエイはあなたの映画でどのようになるんですか?

チャウ・シンチー:「言いたくありません。秘密にしときます。ただ、チャオのこれまでの作品とは違った、新しいイメージです」。

記者:ジャオは頭を剃りますか。

チャウ・シンチー:ジャオはまだうんと言いません(笑)

ジャオ・ウエイは、これからテレビドラマも映画もあるしアルバムも出す、ほかの仕事がたくさんあるので剃れない、と言っている。チャウ・シンチーはまだ説得をあきらめていないそうだ。

またチャウ・シンチーは、「少林足球」で、少林寺でのロケを希望している。しかし住職の許可が必要なので、実現するかどうかはわからない。

映画の影響について:「大人は自己形成ができているが、若いと映画の影響を受けやすい。私は肯定的なテーマの映画を撮るつもりです。観客に悪い影響を及ぼすものでなく。私は子供番組の司会をしていたので、影響力については知っているんです」。

00.09.01.show8・大公報・香港商報/アラン・タム、陳百祥エリック・ツァン〈曾志偉〉を含む“明星足球(サッカー)隊”が、チャリティ大会に出場するため、マレーシアに発った。頭を金髪にして、「ベッカムに似てる」と書かれているアラン・タム..........。そして、なぜそういう頭にしたのかと聞かれたアラン・タムは、「負けられないから。志気をあげるために、ベッカムみたいにしたんだ」と答えた。....

アラン・タムは「中華賭侠」のプレミア上映会で、「少林足球」に出演したいと言った。アラン・タムの話によると、報道でそのことを知ったチャウ・シンチーは、リー・リクチー(「少林足球」の監督)とそのアシスタントをスター・イーストのレストランに派遣して、アラン・タムに出演依頼しようとした。が、そのときアラン・タムはいなくて、彼らは陳百祥にしか会えなかった。アラン・タムは、9月6日に香港に戻ってから交渉するつもり。

また、アラン・タムが言うには、チャウ・シンチーは広州や上海に出演者を探しに行くにもアラン・タムにいっしょに来てほしがっている。しかしそれは時間がないので無理だなあ。.出演するなら普通の役じゃ嫌だ、サッカーができる役がやりたいんだ..。

しかし、星仔に力を貸しますか?と記者が聞くと、横にいた陳百祥が「全力で応援しなきゃ」。またアラン・タムが、「そうだ、リー・リクチーは“足球砂漠”だから。サッカーについては何にも知らないんだ。サッカーのことは手伝おう」。.........



「白棉花」、作家

星報・北京青年報・羊城晩報/00.09.08.台湾映画「白棉花」は、監督リー・ユーチアオ〈李幼喬〉、出演スー・ヨウポン〈蘇有朋〉ニン・ジン〈寧静〉。原作は大陸作家モー・イエン〈莫言〉の同名小説。気の強い年上のお姉さんニン・チンが、騙された文弱青年スー・ユーポンのために戦う.......。

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モー・イエンは、「紅いコーリャン〈紅高粱〉」の原作者で、チャン・イーモウ〈張藝謀〉の新作「幸福時光」の原作者でもある。「幸福時光」の主演俳優ジャオ・ベンシャン〈趙本山〉は、「映画は原作とは全然ちがうよ!」と言った。......



ベネチア映画祭のツイ・ハーク

中国時報・星報/00.09.08.ベネチアでツイ・ハーク〈徐克〉は、「夏には観光客がたくさんいるが、冬はさびしくなるんでしょう。人が来ないと、広場の白ハトは餓死するんじゃないか?」とおっしゃったそうです。−−「順流逆流」にも白ハトが出てくる。ジョン・ウー〈呉宇森〉の真似したんじゃないかと、思う人が、いるかもしれませんが、ツイ・ハークは、「ハトは誰のものでもないだろう!必要だから使ったんだ。この映画でハトは、香港の密集感を表現している。みんなハトにエサをやり、ハトに自由な空を舞わせるしかない」。

ウー・パイ〈伍佰〉ニコラス・ツェー〈謝霆鋒〉も、ウー・パイの奥さんを演じたキャンディ・ロー〈盧巧音〉も、みな本業は歌手だ。ツイ・ハーク:「歌手のいいところは、個性がはっきりしていることだ。違うものを引き出したりぶつけたりしやすい。例えばウー・パイとニコラス・ツェーのように。キャンディ・ローは、泣けといえばすぐ泣くし、演技が自由自在なので驚いた」。

ツイ・ハークはウー・パイを、ロマンチックで反逆的な雰囲気がある、哲学的だ、また映画で使いたい、と言っている。

蘋果日報・世界日報・明報・太陽報/00.09.07.ベネチア映画祭で、Dream & Visionに出品のツイ・ハーク監督「順流逆流」が上映された。精彩あるアクション映画というだけでなく、ロマンチックだ、と誉められたそうだ。

ツイ・ハークは記者会見で、映画にあまり複雑な要素は入れず、ただおもしろい映画にしようと思った、と話した。映画と、大陸・香港・台湾華人との間に、何か関連性がありますか、と聞かれたツイ・ハーク:特にそのことに焦点をあてたつもりはないが、今この時この場所にいても、どうしたら大陸・香港・台湾の華人が平和な環境を得られるかということは、いつも自分に問いかけている大問題だ。

ツイ・ハーク、主役にウー・パイを選んだ理由:私は彼が好きなんです。彼の歌も、彼の持つミステリアスな気質も。ウー・パイとニコラス・ツェーとは、強い化学反応を起こしている。..



「蘇州河」と金馬映画祭

明日報・星報/00.09.07.ロウ・イエ〈婁Y〉監督「蘇州河」は台湾・金馬映画祭で上映されないことになったが、「蘇州河」を制作したドイツの映画会社から台湾での配給権を買った“優士電影公司”が、金馬映画祭の終了後、9月16日に、奧斯卞戲院で「蘇州河」を上映することになった。金馬映画祭のチケットを持った人だけが鑑賞できるというあてつけがましさ.......【たくましい】。“優士電影公司”は、10月に開く小さい映画祭で、再び「蘇州河」を上映する予定。

明日報・星報/00.09.06.金馬獎主席リー・シン〈李行〉が、「蘇州河」の金馬映画祭上映は、大陸電影局の要請を受けとりやめにした、と述べた。「蘇州河」の製作はドイツの映画会社で、撮影時に大陸電影局の許可をとっていない。舞台は上海。

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リー・シンは、金馬獎審査委員長に「侠女」シュイ・フォン〈徐楓〉を招き、彼女はいったん断ったのち再度の招きを受けた。きのう台湾電影基金會が、シュイ・フォンの審査委員長就任を認めた。毎年、金馬獎の審査では騒ぎになるそうですが.........よくない話もありますが..........リー・シンが言うには、誰が審査員になっても、論争は起きるのだ。

00.09.03.中国時報・明日報・聯合報/金馬獎主席リー・シンの話によると、金馬映画祭から出品を求めていた、大陸ロウ・イエ監督「蘇州河」は、大陸電影局の許可がおりていない。まだ交渉中ではあるが、金馬映画祭では上映しない可能性が高い。ほかの大陸映画5本、「洗澡」「美麗新世界」「我的1919」「最后獵鹿者」「没完没了」は予定通り上映される。

リー・シンは長春映画祭に参加したとき、「没完没了」の主演ゴー・ヨウ〈葛優〉や「我的1919」のチェン・ダオミン〈陳道明〉、「最后獵鹿者」タン・ナー〈唐娜〉などの金馬獎授賞式(12月2日)出席を大陸電影局に申し込んで、その許可は得たが、同時に、「蘇州河」は上映しないでくれと言われたそうだ。理由は、「蘇州河」は電影局の認可を受けていないから。........いちよインディペンデント映画なので。今まで、ロッテルダムとかパリとか、国際映画祭には出品してきているけど、今回金馬映画祭にはほかの大陸映画も参加するし、「蘇州河」を上映しないでと言われればその通りした方が、という感じかも。香港では一般公開されている。



ベネチア映画祭のジア・ジャンコー

明日報・中国時報・星報/00.09.07.「站台/プラットホーム」をベネチア映画祭に持っていった、ジア・ジャンコー〈賈樟柯〉監督とヒロインジャオ・タオ〈趙涛〉。ジア・ジャンコーが言うには、制作に2年かかったので、国営制作所では制作させてもらえなかった。プロデューサーは日本人と香港人。長さが3時間ちょっとあるところを見ても、どんなに私が自由に撮らせてもらったかわかるでしょ.。一般上映するには2時間以内がいいとはわかっているが、内容が10年にわたっているので、この長さが必要だった。

−−映画の題材は、大陸79年の改革解放が一般民衆に与えた衝撃。タイトルの「站台」は、85年の中国で最も流行った歌で、歌手は劉鴻。ほかに齊秦ワン・ジエ〈王傑〉の歌も流れる。「站台」のヒロイン、ジャオ・タオは、もともとダンスの先生だそうだ。ジア・チャンコーが山西から見つけてきた。23歳のジャオ・タオは、これからも機会があれば映画に出演したいと言った。劇中、山西語が使われているので、ジア・チャンコー:「大陸で上映するときは、字幕をつけないとわかりにくいね」。

ジア・ジャンコーの次回作は、台湾のプロデューサージアオ・ションピン〈焦雄屏〉の吉光影業との合作。題材は決定していないが、現代の上海が舞台になる予定。【何カ月か前に、ジアオ・ションピン製作ジア・ジャンコー監督の新作は誘拐ものだ........と台湾で報道されていましたけど】

ジア・ジャンコーによると、大陸ではシエ・フェイ〈謝飛〉監督のリードのもとに、60数名の監督が、大陸当局に審査法規の制定を願い出ている。(まだ回答なし)。ジア・ジャンコー:「どの国にも審査制度はあるし、制度そのものに反対はしないが、今は規定がないので守るに守れない」。明確な規定がないまま、そのときの状況や審査員しだいで禁止になったり許可になったりしているのでやっかいなのだ。



映画祭のコン・リー

北京青年報/00.09.07.カナダ・モントリオール映画祭に「漂亮媽媽」を出品して“最優秀主演女優賞”と“芸術成就賞”を受賞したコン・リー〈鞏俐〉は、まだカナダにいるとき、北京からの電話取材を受けて、次のように話した。「賞をもらえるとは思っていなかったのでほんとうに嬉しい」、「“芸術成就賞”は私には過分な賞です。そんなに多くの映画に出ているわけではないので、これからいっそう努力します。「漂亮媽媽」で、今までの私とは違う演技を引き出してくれたスン・ジョウ〈孫周〉監督に感謝します」。

新華社・東方日報・蘋果日報/00.09.06.ゴン・リーが、第24回カナダ・モントリオール国際映画祭で、“最優秀主演女優賞”と“芸術成就特別大賞”を受賞した。映画はスン・ジョウ監督「漂亮媽媽」。



ジョウ・シュンの話

南方都市報/00.09.06.ジョウ・シュン〈周迅〉のインタビューから。

ジョウ・シュン:「広東語は聞き取れます。小さいころ広東語の歌が好きだったし、今度の映画は広東語のセリフなの」。ジョウ・シュンの好きだった歌手はアラン・タム〈譚詠麟〉、広東語のセリフがある映画とはフルーツ・チャン〈陳果〉監督の「香港有個好莱塢」

ジョウ・シュンは、チェン・カイゴー〈陳凱歌〉監督「始皇帝暗殺」で、オープニングに出てくる盲目の少女を演じていた。そのシーンの撮影中、ジョウ・シュンはずっと、まばたきひとつしなかった........という噂は、やはり噂ではないんでしょうかね.........

ジョウ・シュンは大陸女優には珍しく、戯劇学院出ではない。舞踏学校にいた15歳のとき、スカウトされて映画デビューした。自分では、学院出ではないので、自然で感性的な演技ができる、と言っている。



ジアン・ウーと娘

00.09.05.羊城晩報/ジアン・ウー〈姜武〉が、シー・ルンジウ〈施潤玖〉監督「走到底」で、カレン・モク〈莫文蔚〉との共演シーンを撮影していたときだった。撮影を見学に来ていたジアン・ウーの娘ジアン・コーシン〈姜可心〉が、急に、「お父さん!そのお姉ちゃんにぶたれてるのに、どうしてキスしなきゃいけないの?」と叫びだしたのだそうだ。【そういうシーンだったわけです。しかしなぜそういう場面を見学させる.........】ジアン・ウーはびっくりして振り向き、撮影場には笑いが起こった。が、ジアン・コーシンがシーンをだめにしてしまったのはそれ一回ではなかったので、その後も撮りなおしを重ねてジアン・ウーはカレン・モクに何10回も横つらを張られ続け、顔じゅう腫れてしまった..。

ジアン・ウーは、こんなシーンを撮影する日に娘を連れてくるべきではなかったと後悔していたそうですが。「娘はまだほんの子供なのに、悪い影響が......」とか言って。しかししかし、羊城晩報の記述によると、チアン・ウーは、娘をピッチリ隠してしまう彼の兄(ジアン・ウエン〈姜文〉)に比べて、まだおおらかでよろしい。ちょっとした失敗はあったが、それは若者に特有の病というものだ。.でもジアン・ウエンが娘を公開してしまったら大変なことになるのでは・・



リー・ピンピン、トラン・アン・ユン、ホウ・シアオシエン

00.09.05.明日報・民生報/トラン・アン・ユン監督は、台湾・金馬映画祭に招かれるにあたって、台湾に行ったらホウ・シアオシエン〈侯孝賢〉監督とカメラマンリー・ピンピン〈李屏賓〉に会いたい、と言った。リー・ピンピンはいま香港でレイモンド・トー〈杜國威〉監督シルビア・チャン〈張艾嘉〉主演「地久天長」を撮影中なのだが、お願いされて、トラン・アン・ユンに会うため、3日の夜に台湾へ戻ってきた。そして金馬映画祭主催側が、4日の昼に、ホウ・シアオシエン、トラン・アン・ユン、リー・ピンピンのお食事会をセッティングした。トラン・アン・ユンは、ツァイ・ミンリアン〈蔡明亮〉にも会いたいとねだっているそうだ。

リー・ピンピンは昔から、ホウ・シアオシエン監督のカメラマンだった。ホウ監督の「千禧曼波」の撮影もする。ウォン・カーウァイ〈王家衛〉監督の「花様年華」を撮ってカーウァイに気に入られたらしく「2046」も頼まれている。トラン・アン・ユンが金馬映画祭に持ってきた「At the Height of Summer」も撮影しており、トラン・アン・ユンの次回監督作、「他從雨中來」の撮影を頼まれている。

リー・ピンピンによると..、トラン・アン・ユンはいい人だけど、彼との仕事はつらい。なぜかというとトラン・アン・ユンは自分のやりたいことをはっきりわかっていて、その通りに出来上がることを要求するから。彼の要求は難しい。トラン・アン・ユンと仕事をする前、彼のそれまでの監督作を観てみたら、優美精妙な映像だった。絶対にそれに劣るまいと思った。

リー・ピンピンの才能を絶賛しているトラン・アン・ユンは、新作もリー・ピンピンのカメラじゃなきゃやだ、と言っている。

リー・ピンピン:私の腕があがったのは、ホウ・シアオシエンと仕事をしてきたおかげ。ホウ・シアオシエンの映画で、中国水墨画に通じる余白の使い方を学んだ。

00.09.04.金馬映画祭に「At the Hei ght of Summer」を持ってきて記者会見を開いたトラン・アン・ユン監督は、監督次回作について次のように話した。−主演はトニー・レオン〈梁朝偉〉ハーヴェイ・カイテル、ロケ地はベトナム、サンフランシスコ、香港、ほかアジアの某都市。トニー・レオンが演じるのは、短髪の、現代のキリスト。ということで宗教映画だそうです。製作も担当するハーヴェイ・カイテルは、トニー・レオンをつけまわす私立探偵の役。

トラン・アン・ユン監督の妻トラン・ヌー・イェン・ケー〈陳努安姫〉(「青いパパイヤの香り」、「シクロ」でもヒロインになっている人)はいま妊娠三週間だが、もちろん新作にも出演予定。

なぜ現代のキリストを撮りたくなったかというと、トラン・アン・ユンはわりと仏教に親しみを持っているが、しかし実際は無宗教で、そして生活はキリスト教徒に近いからだとか。パリ在住だし..。−もっと理由はありそうだけど

トラン・アン・ユンはホウ・シアオシエンを尊敬しているが、彼みたくおしゃべりではない。ホウ・シアオシエンは、「トニー・レオンは自閉的だ。トラン・アン・ユンも自閉的だ。ふたりでどうやって映画を作るんだ?」て言ったんですって。ね。トラン・アン・ユンがトニー・レオンを気に入っている理由は、トニーは見た目よわよわしくて演技が入魂だから。トニー・レオンは水のようだから。



ジアン・ウエンの話

00.09.04.北京青年周刊/ジアン・ウエン〈姜文〉のインタビューから。

あなたの初期の主演作、『紅いコーリャン〈紅高粱〉』についてはどうですか。

ジアン・ウエン:『紅いコーリャン』は、歴史に残る映画だ。いま観たら、荒さや稚拙な部分も目立つが、しかし長所と短所は連携しているものだ。完全に欠点のないものはあり得ない。『紅いコーリャン』は13年前の映画だが、私は個人的に思い入れがあるし、すごい映画だと思う。映画史上に絶対的な地位を築いている作品だ。

あなたとジャン・イーモウ〈張藝謀〉は、監督する映画が似ていると思うのですが、どうですか。

ジアン・ウエン:そんならそう思えば?私はあまり似ているとは思わない。年齢も12歳はなれている、トラ年だ。考えることが同じなわけはない。彼は私の先輩で、電影大師で、私たち後輩の道を作った人だ。彼の功績は明らかだ。中国映画が国際映画祭へ行くことができるのは、彼がイバラの道を切り開いたから。今に至るまで道を作りつづけている。



フルーツ・チャンの話

00.09.01.都市画報→南方网/フルーツ・チャン〈陳果〉監督のインタビューから。

記者:返還三部作、「メイド・イン・ホンコン〈香港製造〉」「花火降る夏〈去年煙花特別多〉」「リトル・チュン〈細路祥〉」の中でお気に入りはどれですか。

フルーツ・チャン:3本とも私の子供なので、好き嫌いなんてありません。1本の映画を撮っているときは、ほかのことはあまり考えないし。私はただ、当時の香港の現状を表現したかったのです。“97回帰”の香港人の生活を反映した香港映画は、いまだかつてありませんでしたから、ちょっとやってみなければ、と。今は大きなストレスを感じています。私はこんなに小さな存在なのに、97年香港返還というひとつの時代を三部作として撮ってしまった。私にとっては満足なことでしたが。

記者:今のあなたの名声なら、メジャー映画界に入ることはたやすいでしょうが、そのおつもりはありますか。

フルーツ・チャン:今後はありえます。私たちの生活は商業社会の中にあり、お金がなければ映画も撮れないんですから。しかし全面的に移行するつもりはありません。自分の映画作りを守るために。今はある程度の地位を得たので、人と争って、その結果、完全に他人の支配下に置かれることにはならないと思いますが。しかし今のところは、そんなに早くメジャー映画界に入るつもりはありません。2年ぐらいしてからかな。ここ2、3年、私は迷うことなく、自分の撮りたいものを撮ってきました。自分の資金で、自分の脚本で。あまり早くメジャーに移行したら、今までの作品にあった鋭さが消え、幅も狭くなるのではないかと心配しています。

記者:中華圏映画で好きな監督は誰ですか。

フルーツ・チャン:エドワード・ヤン〈楊徳昌〉ホウ・シアオシエン〈侯孝賢〉ジャン・イーモウ〈張藝謀〉チェン・カイコー〈陳凱歌〉は、初期はよかったが、最近は撮るものがどんどん大きくなりすぎて。私は日常的なものが好きだから。ふつうの人の、ふつうの話が。でもおかしいんだが、私は商業映画も観るのは大好きなんです。ヒットしたラブストーリーは全部観ています。許容範囲は広いんです。

記者:今後の予定を教えてくださいますか。

フルーツ・チャン:「香港有個好莱塢」という映画を準備しています。

記者:ジョウ・シュン〈周迅〉を起用予定だそうですが、その理由を教えてください。

フルーツ・チャン:「蘇州河」のジョウ・シュンの演技が、つき抜けていて、野性的でよかったので。それに、古典的な顔をしている。彼女はもっと出来ると思うよ、可能性がある。



メイ・ティンとジョウ・シュン

00.09.01.メイ・ティン〈梅[女亭]〉ジョウ・シュン〈周迅〉が、テレビドラマ『心网』で共演しています。このふたりは、今までにもテレビドラマに出演していて一般人気が高いし、運良くいい映画に出演して国際映画祭の主演女優賞をとっているし(メイ・ティンは『追憶の上海〈紅色恋人〉』、ジョウ・シュンは『蘇州河』で)、ふたりとも20代前半と若いし、よく働いてけなげだし、ということで、似たようなポジションではあるのですが。(今はジョウ・シュンの方がかなり売れっ子だけど)

羊城晩報によると、メイ・ティンは、一目見て目を奪われるほどの美貌ではないが、クラシックに艶っぽく風情がある。ジョウ・シュンも一般的にいえば“美女”ではないが、芸術センスと演技力がある。んだそうです。美女ではないと見なされているところまで同じ立場なんですね。

メイ・ティン談:「私は小さいとき軍隊に入って、南京軍区前線歌舞団で8年間ダンスを学び、それから中央戯劇学院に入学しました。早くから親元を離れているので、男の子っぽい性格なんです。今までは自分の年齢や性格とかけ離れた役ばかりだったけれど、『心网』は地に近いので嬉しい」。

北京晩報/メイ・ティンのインタビューから。

メイ・ティンは、「追憶の上海」の撮影中、監督イエ・イン〈叶纓/叶大鷹〉とカメラマンのジャン・リー〈張黎〉に最も大きな影響を受けた。ふたりとも、穏やかで大人で、そして要求は厳しく高かった。ふたりはメイ・ティンに、「演技をすることは、お金を稼ぐ手段じゃない」と言った。共演のレスリー・チャン〈張國榮〉はメイ・ティンに、「日頃の生活が優れていてこそ、演技も優れたものになる」と教えた。

メイ・ティン:「私の目標は高いです。ふつうは、理想が高くて実力が伴わない人は嫌われるけど、でも私は、理想が高くなければ力もあがらないと思っています。彼ら(イエ・イン監督たち)はあんなにも仕事熱心で、真剣だった。私がリラックスしていられる理由なんてありません。今はいい映画の撮影が控えているわけではないけど、私は努力して積み上げていこうと思います。シルビア・チャン〈張艾嘉〉のようになりたいんです。彼女は最初ブリジット・リン〈林青霞〉みたいな大人気スターではなかったけど、忍耐強く演じ続け、撮り続けてきました。私も長く長く演じ続けたいと思います」。

『心网』は、40度の上海で戸外ロケをしていた。クランクアップまぢかになって、メイ・ティンは扁桃腺を腫らし、病院へ駆け込んでは点滴を受けていたそうだ。...

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