スー・トン

00.07.24.羊城晩報/中国の作家スー・トン(蘇童)は、ジャン・イーモウ〈張藝謀〉監督「紅夢(大紅灯籠高高挂)」の原作となった小説「妻妾成群」を書いた。「べにおしろい/紅粉〈紅粉〉」の原作者でもある。

が、先日取材を受けたスー・トンによると:「ジャン・イーモウは、いわば行きずりの人だ。私たちの間にあるのは商売だけ。片方の手で本を渡し、もう片方の手で金を受け取った。それ以外なにもない」。

「文学と映画との交わり」について、スー・トン:「交わることに反対はしないが、映画が文学を侵略しているとも思わないが、しかし、作家と映画監督の合作がうまくいかなかった例はたくさんある。あぶはち取らずになることが多いんだ。双方が意気投合することはなく、水と火のように相容れない。個人的には、こうした経験は私にとって、実に不愉快だった」。

記者:「では、あなたとジャン・イーモウとの間に不愉快なできごとが?」

スー・トン:「ジャン・イーモウも、「べにおしろい紅粉」のリー・シャオホン(李少紅)監督も、みんな行きずりの客だ。商売の関係だけ。ただ、あのふたりとの合作になったことは、私にとって幸運だった」。

スー・トンは「妻妾成群」、「紅粉」、「婦女生活」など女性を書きつづけて認められているが、本人いわく、「ほかの人は、私は女性を理解していると言ってくれるが、妻だけはいつも、私が女を全く理解していないと怒るんだ」。



「千禧曼波」、「2046」

00.07.21.民生報によると..........ホウ・シアオシエン(侯孝賢)監督「千禧曼波」と、ウォン・カーウァイ(王家衛)監督「2046」は撮影期間が重なっているのだが、俳優どころかカメラマンも引き合いだそうだ。

「千禧曼波」は9月か10月に撮影再開(9月中旬なんじゃ?)、「2046」も同じころ。トニー・レオン(梁朝偉)が両方に出演する。(はず)。のほか、カーウァイは「2046」のカメラマンに、ホウ監督が使っているリー・ピンピン(李屏賓)を招いているとか。(「花様年華」でもでしたが。あのときは、ドイルが途中から母上の病気でオーストラリアに帰ってたからでしたが、)

ホウ・シアオシエンは「フラワーズ・オブ・シャンハイ(海上花)」のときマギー・チャン(張曼玉)を使いたかったが、彼女はすでにウォン・カーウァイの「北京之夏」に出ることになっていたので、ホウ監督に謝りの手紙を書き、次の作品にきっと出演させてください、と言ったそうだ。(結果的に「北京之夏」は消えて、「花様年華」と「2046」になった)

で、ホウ・シアオシエン監督は「千禧曼波」をトニー・レオンとマギーで撮り始めようとしたが、そのときふたりは「花様年華」があったので、ホウ監督は先にシュー・チー〈舒淇〉で撮っていた。そのうちホウ監督は脚本を変えたくなり、撮影が止まった。

「千禧曼波」のカメラマンなのに「2046」に招かれているリー・ピンピンは、ウォン・カーウァイはいつ撮影を始めるかわからないし、ようす見だと言っているが、でもホウ・シアオシエンも仕事が早いとは言えないので、どうなることか。



アーロン・クォック、負傷する

00.07.21.東方日報・蘋果日報/上海で「雷霆戰警」を撮影中のアーロン・クォック(郭富城)が、胸骨を折るケガをした。

事故が起こったシーンは、アーロンがバイクから露天バスの上に飛び移り、そこで、キックが得意な韓国アクションスター元振と戦うところ。元振の足が間違ってアーロンのみぞおちに当たってしまい、しかもそのみぞおちが再度、バスの鉄の手すりにぶつかったのだ。


で、アーロンは、痛みで涙目になりながらもがんばってそのシーンを完成させ、そのあと上海の骨科軍医に連れていってもらった。が、傷が重いし痛み止めがきかないので次に骨科医院に送られ、レントゲン検査の結果、第5節目の胸骨が折れていることがわかった。内臓に損傷はないが、3週間の休息・治療が必要だそうだ。

上海は気温が35度あり、「雷霆戰警」はアクションシーンが多い。スタンリー・トン(唐季禮)監督がスタントマンを使おうかといっても、アーロンは映画のために自分でやると言う。事故があったシーンも、スタンリー・トンが自分で何度もチェックをして、アーロンのリハーサルもうまくいっていたのだが、本番になって、バスやバイクの勢いが予想以上に強かったため事故を招いた.....ということです。

電話インタビューを受けた上海のアーロンは、「だいじょうぶだから、心配しないで。おおげさに書かないでね、ママがびっくりして心配するから」。藤原紀香がついたら、アクション以外のシーンから撮り始めるそうだ。



ブルース・リー

00.07.20.7月20日はブルース・リー(李小龍)の命日だったので、記事がたくさん出ていました。

で、南方网から、ジャッキー・チェン(成龍)がブルース・リーに対して話したこと。

「私はいつもブルース・リーのことを言われる。しかたない、彼は香港映画界で空前絶後の大スターだったんだから。生前に偉大な業績を残し、死後に伝説となった。彼のカンフー映画は、世界の注目を集めた。もし彼がいなかったら、ジャッキー・チェンもいなかったと思うよ。彼の作品はみな優れていて、みな彼の作品を模倣したがった。そして、彼の作る映画はもう少しで歴史に残る名作になれるところだったが、その前に、彼の命は終わった。(なんか異論が多そう、ヒヤヒヤ)。バスター・キートン、チャーリー・チャップリン、ジム・キャリー、ローワン・アトキンソン、彼らの作品は名作で、彼らは偉大だ。そしてプルース・リーの映画は、永遠に、種子が発芽するチャンスを失ったようなものだ」。(結局、死が早すぎたと言いたいのだと思いますが......。それにしても、ジャッキー・チェンの研究対象ってひたすらコメディなんですね。今更ですがまざまざと)。



ジャン・ユアン水面へ・新作

00.07.20.海南日報/ジャン・ユアン(張元)監督いわく、「中国人を撮った映画は、中国人にこそ観せるものだ。人間は、いつまでも水の下を泳いではいられない」。

ジャン・ユアン監督が最近完成させたドキュメンタリー作品「金星小姐」(金星−男性から女性に性転換した中国のモダンダンサー)は、ネット配信のみだそう。彼によると、芸術家は殻に閉じこもってはいけない、世界の変化についていかなくては。そのためのネット配信だ、と。

ジャン・ユアンの身上は、人々の日常を彼独自の視点で切り取るというものだが、本人いわく:「私がしていることは、工夫をこらした斬新さではなく、個性の尊重だ。みんなが平等な権利を与えられることが、文明の証」。

00.07.20.中国娯楽報道/ジャン・ユアン監督は、新作「海南海南」を撮影中だ。内容は、プー・シュー〈朴樹〉演じる青年が、夢に出てきた恋人を探すというもので、プー・シューは海辺から街へ、道路から車の中へ、柯藍演じる女の子の後を追いかける。暑いので、特に柯藍がつらいそうだ。「海南海南」は、海南、三亜などで3日間の撮影をすませたら、次の撮影地は北京。



「走到底」

00.07.19.影視文苑/大陸・シー・ルンジウ〈施潤玖〉監督の映画「走到底」は、出演ジアン・ウー(姜武)カレン・モク(莫文蔚)ジャン・ジェンユエ(張震岳)。カレン・モクが言うには、「ジャン・ジェンユエは役にぴったり!メイクをしなくても、そのまんまで指名手配犯みたいに見えるんだもの。内側から不良っぽさが滲み出てるよ」。

「走到底」のロケ地は全て広西だった。広西には少数民族が住んでいる。ある日、撮影メンバーがトン([イ同])族と晩餐会をした。トン族の風習によれば、外から来た男性は、晩餐の席で、トン族の女性に選ばれて入り婿にならなければいけない。プライドが高いほかの撮影メンバーはプンプンしているのに、ジャン・ジェンユエだけは、頭にトン族の成年男子用お飾りをつけて嬉しげだった.......。



「戀戰沖繩」プロモーション

00.07.19.show8・香港商報・香港文匯報/「戀戰沖繩」のプロモーションが行われ、監督ゴードン・チャン(陳嘉上)、出演者レスリー・チャン(張國榮)フェイ・ウォン(王菲)レオン・カーファイ(梁家輝)が出席した。

ゴードン・チャンによると、「戀戰沖繩」は冷たく爽やかな映画だ。日本の緑茶のように、観客の夏を和らげ潤したい。

.......南方网によると、ゴードン・チャンはフェイ・ウォンを「夏の日のアイスクリーム」と形容している。なぜアイスクリームかというに、フェイはとても現代的で、考え方が臨機応変、新しいものをすぐ吸収する。好きなものは好き、嫌いなものは嫌い。彼女はアイスクリームのように、冷たく甘い。

で、この映画ではフェイの銀幕初キスがあるそうだが、相手が誰かはないしょで、映画館で確かめてください、ということだ。

レスリー、フェイ・ウォンについて:「いつもは撮影が終わると姿を見せないのに、クランクアップの夜だけは、出てきてみんなと一緒に遊んでいたよ。なんか泣いてたみたいね」。(フェイ、笑って「作り話よ」と言う)

レオン・カーファイ、フェイ・ウォンについて:「彼女はIQテストが好きでよく問題を出してくれたが、レスリーはすぐどこかへ逃げちゃうし、私はいつまでたっても答えられなくて、「童童(フェイの娘)だってわかるわよ」とフェイに笑われた」。



ヨン・ファン監督の美男美女

00.07.18.聯合早報/ヨン・ファン(楊凡)監督がインタビューに答えて、監督にとっての美男美女を、以下のように話した。......記者さんは写真をたくさん用意していって、ヨン・ファンに見せたそうだ。

ヨン・ファンはまず、郭妃麗の写真をとって:「彼女の目は美しくて、表現力がある。唇のカーブが独特で、セクシーだ。この美しさは彼女にしかない」。

そして写真をガサガサ探し、李銘順を見つけて、「男らしい!男性はあだっぽくなくていい、瀟洒にあかぬけているのが一番いいんです。見てごらん、この額を。目もキリッとして表情があって、美しいね!男性は飾り立てちゃだめだ。自然にしてこそ、あかぬけてくるものだ」。

アーロン・クォック(郭富城)には吸引力がある。私は「臥虎藏龍」を観たが、ジャン・ジェン(張震)の役がアーロン・クォックだったら、もの悲しいラブシーンを彼が演じていたら、さぞかし魅力的だっただろうね.......」

記者:アーロン・クォックをご自分の映画に使いたいと思ったことは?

「おかしいけどないんだ。前はいいとは思わなかった。台北行きの飛行機に乗り合わせたことがあるが、あのころは、中身がないような、誰でもが好む純真そうな顔をして。好きではなかった。しかし彼の明るい美しさは、年齢を重ねるごとに、どんどん趣きが増している。(残念そうに)以前は彼のよさがわからなかったんだ。今となっては、彼は私を相手にしないだろうね.......」。

記者:若手はどうですか。ダニエル・ウー(呉彦祖)スティーブン・フォン(馮コ倫)は?

「ふたりともいいよ。しかしスティーブン・フォンは、出番の少ないゲスト出演の方が合っている。演技はうまいのだが、演じれば演じるほどスター性が抜けてしまって、よくない。美しいかどうかで言えばね。(んじゃ演技者としてはとてもいいってことですか?)「美少年の恋」を撮り終わったころ、日本の映画監督が、ダニエル・ウー、スティーブン・フォンと契約したがった。そのころニコラス・ツェー(謝霆峰)は今ほど人気はなかったが、私はその監督に、ニコラスと契約するのが一番いいよ、と言っておいた......。ニコラス・ツェーは容姿が特殊なだけでなく、スター性が圧倒的だ」。

ヨン・ファンの永遠の美女はプリジット・リン(林青霞)チェリー・チェン(鐘楚紅)マギー・チャン(張曼玉)はその次ぐらい。

ヨン・ファン:「マギー・チャンは、「ストーリー・ローズ([王攵]瑰的故事)」に出てもらったころとは、別人のように変わっている。彼女の自我が、彼女を引き上げた」。

若手女優の一番はセシリア・チャン(張柏芝)

アンディ・ラウ(劉徳華)は昔より肉体美だが、ヨン・ファンは、以前の子供みたいにむっちりしたアンディが好きだそうだ。ヨン・ファンが撮った、その在りし日のむっちりアンディ写真は、今でもその業界で語り草だそうだ。(ヨン・ファンによると)。

「あの写真を撮影した日、アンディ・ラウは、芝居の撮影が終わってから駆けつけてきた。私は彼を見るなり、「服を脱いで」と言った。彼はそのときジャージを着ていた。私の言葉を聞くとすぐ、何にも言わずに脱いだよ。(全部ではありません)。それまで彼と話をしたことはなかったが.......」

でも出来が非常によかったんですね。

「そう(とても満足げ)。アンディ・ラウの太ももの傷跡、すね毛、わき毛を(毛ばっかり)一番最初に撮ったのは私なんだ。彼が後でどう思ったかは知らないが、ありのままの姿で.......」。というヨン・ファンなので、最近のアンディ・ラウの体は訓練されすぎてサイボーグ化してるよ、だそう。



ニン・ジン

00.07.17.香港文匯報/ニン・ジン(寧静)は、映画「房東老[父/巴]」、テレビドラマ「乱世英雄呂不韋」(監督・スタッフは、「異聞 始皇帝謀殺(秦頌)」のメンバー)と、2本続けて母親役を演じた。そういう年齢になったということですか?

ニン・ジン:「いつまでも18歳の役はできないでしょ。結婚して子供を産んだ今は、以前の私とは全然ちがいます。実際、女性は30歳ぐらいでやっとよさが出てくるのだと思います。17、8歳の女の子は中身もうすいのに、なぜアジアの男性は少女が好きなのか、ほんと下品ね」。ニン・ジン、後ろ(のアジアの男性)を振り向いて、「ア、言いすぎたかな」と笑う。........

「乱世英雄呂不韋」でニン・ジンが演じた、呂不韋の恋人趙姫役(このドラマでは、始皇帝の母親でもある)は、最初、女らしいが頭はよくない、という設定だった。しかしニン・ジンは納得せず、ジョウ・シアオウエン(周曉文)監督に「一国の帝王になった人の母親が、呂不韋の大望を助けた女性が、バカってどういうことですか」と抗議し、役柄を修整してもらったのだそうだ。

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