「臥虎藏龍」、宣伝中
00.07.08 民生報・星報・中時/ジャン・ズーイー(章子怡)が台湾へ、「臥虎藏龍」のプロモーションに来た。(プレミア終わってるけど。ミシェール・ヨーもユンファもいないので、さすがに注目を一身に集めています)
00.07.07 星報・中時・聯合報/「臥虎藏龍」の台湾記者会見・プレミアショーが開かれ、アン・リー(李安)監督、チョウ・ユンファ(周潤發)、ミシェール・ヨー(楊紫瓊)、ジャン・ジェン(張震)、プレミアには主題歌のココ・リー(李[王文])も出席した。ジャン・ズーイーはプレミアの翌日に、ビザが取れて台湾入りできるかもしれないとか。(プレミアが終わってからなら、いいんでしょうか)
ミシェール・ヨーが言うには、彼女は中国語が読めないので、アン・リー監督は劇中のユンファとミシェール・ヨーとの心理的な関係を、ミシェールに綿々と話してくれた。ミシェールは、ああリー・ムーバイ〈李慕白〉(ユンファの役名)はアン・リーだ、と思って、アン・リーと演技をしている気だったとか。
0.07.06 中時−−当初の構想では、チョウ・ユンファの役はジェット・リー(李連杰)、ジャン・ズーイーの役はシュー・チー(舒淇)、チャン・チェンの役は金城武だった。俳優が変わって、内容も変わりましたか?
アン・リー:「それは違っただろう。ジェット・リーだったら、アクションが増えて演技が減っていた。金城武とシュー・チーというのは、ずっと以前の構想だ。でもシュー・チーとジャン・ズーイーは何も変わらないよ。シュー・チーの方が人気があったので、7、8カ月も「臥虎蔵龍」に専念してもらえなかったというだけで。大陸も台湾も、女の子に変わりは全然ない。ジャン・ズーイーはダンスを学んでいたが、だからといって力強く剣を振るえるわけではないので、アクションは一から勉強しなければいけなかったし」。
キャスティングは映画会社が決めたのですか、それとも監督が?
「私の意見ではない。チョウ・ユンファとミシェール・ヨー(楊紫瓊)を選ぶときは、私の意見もいちおう言ったけど。ジャン・ジェンと金城武もどちらでもかまわない。俳優が変わって違いが出たのはチョウ・ユンファだけだ。新人が演じた方が、映画全体を自由自在に作り上げられるということはあるが、もし金城武だったとしても、私は彼にクールな山賊を演じさせていたよ」。
ハリウッドスターとしてのチョウ・ユンファとミシェール・ヨーについて、アン・リー:「アメリカ人は彼らを、アジア文化の代表として見ている。チョウ・ユンファはやっと殺し屋イメージから脱けてきたが、ミシェール・ヨーはまだ役柄が限られている。アメリカ人は彼らをいい俳優と知っているが、しかしやはり、特定のジャンルの映画スターだという印象が残っているだろうね」。
中時−−ジャン・ジェンの話。
アン・リー監督が、「ジャン・ジェンと仕事をするのはとても楽しかった。みんな彼のことが好きだ」と言ったそうですが。
「そう、僕を嫌いな人なんていなかったよ!なぜって、映画はジャン・ズーイーが主役だから(はっきり言ってますねぇ)、ほとんどが彼女の撮影だ。僕は暇だったから探検してたんだ、撮影スタッフがどんな仕事をしているか。僕は撮影現場で気楽にしてたし、台湾人のスタッフはほとんどいなかったから、(同じ台湾人の)監督は、僕を見つけると嬉しかったんでしょ」。
アン・リーとウォン・カーウァイ(王家衛)について。
「みんな、理想が高い。アン・リーはわりと引きこもる人だけど、親しくなったらだいじょうぶ。監督は僕たちに訓練課題をたくさんくれた。でも撮影が始まると、もう俳優たちとコミュニケーションを取らず、自分のやり方で進めたので、みんな緊張してた。厳しいといえばエドワード・ヤン(楊徳昌)だ。「[牛古]嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件」に出たときは、彼は最悪に怖かった。今はやさしくなった。ウォン・カーウァイ監督はすごく偉い人で、変なところは全然ないよ」
00.07.06 中時−−「臥虎蔵龍」台湾プレミアショーのために、チョウ・ユンファとミシェール・ヨーが台湾入りした。
アン・リーは台湾人なので、やっぱり台湾でいちばん人気が高い。チョウ・ユンファ:「「臥虎蔵龍」はカンヌで受けた、とアン・リー監督に聞かされたとき、私は香港で、「あれは私の映画だ」と思っていたけど。でも台湾に来たら、アン・リー監督の天下だね!」
広州日報−−アン・リー監督は「臥虎蔵龍」を準備中、半年かけて、中国武術のビデオを見て研究した。そして結局、そうしたものはあまり映画の役には立たないということがわかったのだそうだ。
アン・リー:「だって、映画は作り事の芝居だからね。映画に出てくるのは、真実の姿ではないんだ。「臥虎蔵龍」を撮り終わったとき、中国武術と武侠映画は全く違うものだということが、やっとわかった。映画製作者は、まず初めに武侠映画を撮るべきだね!映画と現実は違う、ということを知るために」。
アン・リー:「みんな、私がフェミニストだって笑うけど。でもそうじゃない、私は女性を撮るのがうまいだけなんだ。特に、個性的で聡明で、決断力のある女性をね。私は自分の性格がやさしいものだから、強い女性に守ってほしいんだ。それに、アジアでは、私の映画を観る80パーセントが女性だ。なんとか変えたいと思うけど、でも結局、女性を集めてしまうんだな」。
「臥虎蔵龍」の製作者シュイ・リーゴン〈徐立功〉は、アン・リーが「アイス・ストーム」を撮ったとき、アン・リーに次のように言ったそうだ。「うん、いい映画だ。だけどおもしろくないよ。君はこの映画で自分の文化を証明したんだから、これからはこういう映画は撮っちゃいけない」。・・・・
ところで.....。アン・リーが(時効で?)話したところによると、「臥虎蔵龍」のチョウ・ユンファの役は当初ジェット・リーにオファーされていたのだが、リンチェイは出演を断るとき、その理由として「36歳になったら結婚して子供を作りなさい、と高人に言われていますので」と話したのだそうだ。
民生報−−「臥虎蔵龍」のアクション監督は、「マトリックス」のユエン・ウーピン(袁和平)だ。が、彼によると、「未来ものも武侠映画も、私にとって大した違いはない。私はどの映画でも、脚本と監督の言う通りにするだけだから」。
「臥虎蔵龍」にはクラシカルなアクションシーンが2カ所ある。ミシェール・ヨーとジャン・ズーイーの城壁アクション、そしてチョウ・ユンファとジャン・ズーイーの竹林アクション。ユエン・ウーピン:「両方とも、アン・リー監督が構想したアクションだ。私はそれを現実化させただけ。ミシェール・ヨーとジャン・ズーイーの戦うシーンは数分だが、撮影には7日かかった。竹林シーンには10日かかった」。そのアクションでミシェールは足をけがしたのだが、ユエン・ウーピンによると、そこは別に難しい動作ではなかった、と。けがするときってそういうもの......らしい。
ユエン・ウーピン、チョウ・ユンファとキアヌ・リーブスについて:「ふたりとも、俳優として成功を収めている。そういう人には共通点があるんだ。それは、目指すレベルが非常に高いが、同時に注意深くもあるということ。学習熱心で、よく言うことを聞いてくれて、完璧主義だ」。
ゴードン・チャン、「戀戰沖繩」
00.07.07 show8・星報・大公報/監督ゴードン・チャン(陳嘉上)、出演フェイ・ウォン(王菲)、レスリー・チャン(張國榮)、レオン・カーファイ(梁家輝)の「戀戰沖繩」は、もうすぐ公開。
ゴードン・チャン監督によると、フェイ・ウォンに出演依頼をしたのは、彼女の捉えがたいイメージが役にぴったりだったため。
ゴードン・チャン:「はじめ彼女は自信なさそうだったが、撮影が始まると、うまくやっていたよ。フェイ・ウォンは率直な人で、クランクイン前、こうも言った。「私はプロの俳優ではないので、演技はわかりません。言われるようにできるかしら」。だから私は、そうそう、あなた自身でいてほしいんだ、と言ったんだ。フェイ・ウォンは決して気むずかしい人ではなくて、時には(時にはって....)楽しそうにおしゃべりもするよ」。
映画は主役3人に加藤雅也、ジジ・ライ(黎姿)も混ぜて、男女複数のラブストーリーだが、情熱的なのではなく、サワヤカ〜な話だそう。
主役3人のうち、誰のギャラが一番高いですか、と聞かれたゴードン・チャンは、「3人合わせて、製作費(2,500万香港ドル)の半分だ」と答えた。
『薫衣草』記者会見
00.07.06 明報・Show8・星島日報・大公報・香港商報・東方日報−−映画『薫衣草』の記者会見が開かれ、監督イップ・カムフォン(葉錦鴻)、出演金城武、ケリー・チャン(陳慧琳)、製作鍾珍、ゴールデン・ハーベスト(嘉禾)行政総裁諸兆俊が出席した。
金城武はここのところ広東語がへたになったので、北京語で話した。「僕が広東語をしゃべっても、聞き取れる人いないし」。.......(ハハ)。なぜへたになるの?と言われた金城君は、笑って「ネイティブじゃないから。あなたたちの北京語だって、進歩しないじゃない!」
『薫衣草』でも彼は北京語を使いたいと思ったが、監督が広東語でなければと言う。結局、撮影現場に広東語の先生をつけて、教わりながら話すことにしたそうだ。
金城武は「神様、もう少しだけ」以来、8ケタ香港ドルのギャラでなければ仕事を受けないと言われており、今回のギャラも300万香港ドルだとか。金城武はそのことについて「知りません。マネージャーに全部まかせているので」ととぼけた。
『薫衣草』について金城武:「ケリー・チャンとの共演は3本目なので、もう新鮮味はないんじゃないかと思ったけど、脚本がよかったので出演を決めました」、「香港映画の撮影は大変なので、その前に、アメリカのマイアミに充電と英語の勉強がてら行ってきました」。『薫衣草』のクランクインは7月7日で、香港には2カ月いる予定。(映画のロケ地は香港とヨーロッパ)撮影過程をあまり報道されると映画が新鮮でなくなるので、撮影中はあまり取材を受けたくない、とも言っている。
ケリーはボーイフレンドと死別した役なので、泣くシーンがある。役に入りこめるか心配な彼女は、「ナン・ナーク」や「ゴースト/ニューヨークの幻」のVCDを買ったそうだ。撮影前に観て、その気になるつもりなのだ。ケリー:「以前、白花油(成分はウィンターグリーンオイル、メントールクリスタル、ユーカリプタスオイル、ペパーミントオイル、カンファー、ラベンダーオイル)を使って涙を出そうとしたことがあったけど、うまくいかなかったし、目にも悪いから」。
鍾珍によると:『薫衣草』の製作費は2,000万香港ドル。上映時には、アメリカから買ってくる装置で映画館にハーブの香りを漂わせるつもり。.....
シー・シャオロン
00.07.04 大衆電影−−シー・シアオロン(釋小龍)
本名:チェン・シアオロン(陳小龍)
出身地:河南鄭州
生年月日:1988年11月17日
好きな食べ物:スイカ
趣味:ゲーム、外で遊ぶこと
嫌いなもの:ヘビ、ネズミ
好きなこと:武術訓練
将来の夢:スターになること
シー・シアオロンの父親は、嵩山少林寺武術学校校長の、陳同山。シアオロンは、2歳で少林寺住職釋永信に弟子入りして武術を学び始め、92年に登封県高・中・小学生武術大会で優勝し(4歳なんだけど)、続いて鄭州国際武術節表演大会で、少林同臂拳、羅漢棍の2種目で優秀賞をもらう。
93年に嵩山少林寺佛学文化訪問団のメンバーとして台湾を訪れ表演し、長宏影視公司社長許佩容と監督ジュー・イエンピン(朱延平)に目をつけられて映画界に入る。
........シー・シアオロンはアクションシーンを撮影中、足をぶつけて大泣きしたことがあった。すると監督はすぐ撮影をストップし、彼にアイスクリームをくれた。次の日、シアオロンはもう1度泣いてみた。しかし監督は、彼が無理やり涙を出そうとしているのに気づいて、「撮影をやめるなら少林寺に帰るんだぞ」と言い、シアオロンを泣きやませたのだった。
学齢期のシー・シアオロンは、以前ほど映画やドラマに出ておらず、最近ではジョウ・ジエ〈周杰〉出演のテレビドラマ「少年包青天」。
(ハオ・シャオウエン([赤/おおざと]邵文)は、ジャオ・ウエイ(趙薇)、ニッキー・ウー(呉奇隆)のテレビドラマ「侠女闖天関」に出演している。体重はすでに60キロだそうで.....。10歳)
ケリー・チャン、広州
00.07.04 羊城晩報−−ケリー・チャン(陳慧琳)が広州で、「小親親」のプレミア上映に出席した。
ケリー、「小親親」の感想:「撮影はリラックスして楽しくできました。ただ、今回のような、弁の立つ女の子の役は初めてだったので、最初は苦労しました。私はいつもはあまりしゃべらないので、ズケズケしゃべる誇張演技に慣れなくて。でも監督が、人は怒ったら早口になるものだろう、と教えてくれて。それで、どうすればいいのかわかってきました。私がこんなにコメディ演技ができるとは思っていなかったでしょ」。
今回もだが、なぜアーロン・クォック(郭富城)との共演が多いのか?と聞かれて:「さあ。会社が、私たちは合うと思ってるんじゃない。アーロン・クォックは、まるで大きな子供みたいな人で、しゃべるのが好き、食べるのが好き。私たちがあまり食べないのを見ると、急に太るのを気にしたりして、かわいいの。彼はいつも現場をリラックスさせてくれる、すごくいい人よ。奢ったところが全然ないし。「仙楽飄飄」で初めて共演したときも、新人の私に、やさしく辛抱強くダンスを教えてくれた」。
金城武について:「「世界の涯てに」で共演したときは、あまりしゃべらなくてクールに見えたけど、「アンナ・マデリーナ」では、親しくなってよく話しました。私がアーロン・クォックとしゃべっていると、すぐ口をはさんでくるの。もうすぐ彼とまた共演します」。
イーキン・チェン(鄭伊健)について:「とっても遊び好きな人ね。毎日、撮影現場におもちゃを持ってきて、みんなと遊ぶの。すごく楽しかった」。
ケリーはわりとスキャンダルのない人であるが、そのことについて:「静かなのが好きだから。仕事が終わったらすぐ家に帰って、カラオケもしないし。スキャンダルも出にくいんじゃない?」
ケリーは最近、以前に別れた男性とヨリを戻した。芸能界にいると、恋愛がなかなかうまくいかない.....と嘆いている。
滕文驥、「春天的狂想」
00.07.04 羊城晩報(大陸)−−作曲家を主人公とした、滕文驥監督作「春天的狂想」が、広州・大学生映画祭で上映された。
上映後、大学院の教師に「音楽家が成長していく過程の描写が雑で、編集がうまくいっていない」と言われた滕文驥監督は、次のように言い返した。
「音楽映画というのはこういうものです。ここでは音楽が主役なので、人物やストーリーは具体的であってはいけない。中国には音楽映画というジャンルがなくて、中国人はストーリーを楽しむことしか知らないんだ。外国には、いろいろなジャンルがあるんですよ。アクション映画、文芸映画、音楽映画、実験映画。それぞれにファンがいる」。
滕文驥監督、中国映画界について:「環境的には最悪だ。制限が多すぎるし、審査制度には欠陥があり、配給ルートも貧しい。映画自体がジャンル分けされていないため、監督たちが分かれてしまう。マーケットに押されるせいだ。監督たちは、みなそれぞれの道を進んでいる。シエ・ジン(謝晋)はすでに老い、チェン・カイゴー(陳凱歌)はアメリカへ走って商業映画、ジャン・イーモウ〈張藝謀〉に残されたのはお得意の話題作り。「アンダーグラウンド」(製作過程で審査に通さない)のジャン・ユアン(張元)は地上に出て、粗雑な映画を撮るようになった」。
「今の映画は、くだらないスキャンダルと根拠のないゴシップにまみれている。チャン・イーモウの「我的父親母親」が上映されたころ、(ヒロイン)ジャン・ズーイー(章子怡)の演技に関する報道はほとんどなかった。彼女が妊娠しているかどうかとか、やたらゴン・リー(鞏俐)を引き合いに出してどうだとか。娯楽新聞は、病んでいる」。
「春天的狂想」の主演俳優は、こないだ中央電視台版「笑傲江湖」の主役を撮影数日後に降ろされたシャオ・ピン〈邵兵〉だ。滕文驥はこの降板騒ぎについて、「中央電視台の「旦那根性」と、賞をとった(「春天〜」で)ばかりで自信満々だったシャオ・ピンが衝突してしまったのかもしれない」と言っている。
フルーツ・チャン、映画祭
00.07.03 聯合報−−フルーツ・チャン(陳果)監督は、来月、「リトル・チュン(細路祥)」をスイス・ロカルノ映画祭に持っていく。そして次の作品『榴[木連]飄飄』はベネチア映画祭に出品する予定。フルーツ・チャンが言うには、『榴[木連]飄飄』はすでにベネチア映画祭の出品審査で内定をもらっていて、あとは発表を聞いて確認するだけだ、と。
『榴[木連]飄飄』は、娼婦と女の子(「リトル・チュン」の麦惠芬が再び主演)の話。フルーツ・チャンによると、「「リトル・チュン」の続編と見ることもできる」。なぜなら、「リトル・チュン」を九龍旺角で撮影していたとき、そこの娼婦が出てきて、麦惠芬のそばを行ったり来たりしていた。そこから『榴[木連]飄飄』の構想がわいたのだそうだ。
香港映画に娼婦を題材にした作品は多いが、フルーツ・チャンは彼女たちの行為を追及したり色めがねで見るのではなく、ただ少女の視点から娼婦を見て、この古代から現代まで絶えることのない職業(売春)を持つ人物と子供との関係をユーモアを持って描きたかった、そうだ。フルーツ・チャンは元々ほんものの娼婦を使うつもりで、彼女たちも乗り気だったが、しかし娼婦についている用心棒が、面倒が起きるのを嫌がって反対したのだそう。
フルーツ・チャンの次作は「人民公厠」、公衆トイレ。
スタンリー・クワン、新作について
00.07.02 民生報−−イタリア・ペサロ映画祭ではスタンリー・クワン(關錦鵬)監督の特集が組まれ、彼の監督作が8本、上映された。映画祭から戻ったばかりのスタンリー・クワンは、11月クランクイン予定(になったらしい?)のレスリー・チャン(張國榮)、アニタ・ムイ(梅艷芳)出演作「逆光風景」について、次のように話した。
「(笑って)「ルージュ(臙脂扣)」はロマンチックすぎた。今度の映画は、裏切りと計略の大恋愛だ。(ロマンチックじゃん?)私も年齢を重ねた。10年たてば、友人との愛情も変化する。映画も同じことだ」。
スタンリー・クワンによると、同性愛だろうと異性愛だろうと、現代人の恋愛には、いつも計略がある。
「逆光風景」はスペインロケの予定。ヨーロッパのチャイナタウンには中国の四合院のような大きなうす暗い建物があり、そこには曲がりくねった階段と、暗いかたすみがある。何日も日のささないその空間にアニタ・ムイが住んでいて、そこにレスリー・チャンが進入する。ふたりはお互いに計略をめぐらして相手を罠にはめようとし、そして自分が罠にはまっていく......という映画だそう。
美的規準
00.07.01 「シャンハイ・ヌーン」の公開が大陸で始まっているが、同映画で清朝皇女を演じたルーシー・リウ(劉玉玲)は、娯楽新聞の記者たちには美女に見えないらしい。概して受けが悪くて、北京青年報にも、「アメリカにいる華僑女優は多いのに、なぜ彼女を選んだのか?東西の、美に対する観念の差は、埋めがたい」と書いてある。ルーシー・リウって、いかにもオリエンタルな美女と思われているようですが、確かに中国で美人女優とされている人たちとは、ぜんぜんタイプが違う。