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TOP/毎中華迷中国語圏映画事情/電視双週館/(42) |
| 電視双週館 中国語圏の映画・芸能に関する連載コラム/毎週火曜日更新 |
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カリーナ・ラウ(劉嘉玲)、ロザムンド・クワン(關之琳)に続き、香港スターのサンドラ・ン(呉君如)が中国大陸のプロダクション、華誼兄弟太合文化経紀有限公司と契約した。主な目的は、大陸の広告とテレビドラマの仕事を受けるためという。上記3人のうち先陣を切って華誼兄弟太合文化経紀有限公司と契約したカリーナ・ラウは、昨年は台湾のテレビドラマに出演したりしていたが満足できなかったご様子で、そのため大陸に目が向いたのかもしれない。ロザムンド・クワンは、2002年の大陸お正月映画『大腕』のヒロインを務めたことが、同公司と契約するきっかけになった。契約の主な目的は、中国映画に出ること。また、ロザムンド・クワンは『大腕』以来、大陸のCM出演も増えている。 カリーナ・ラウたち3人が契約した華誼兄弟太合文化経紀有限公司とは、大陸最大手といえるプロダクションで、フー・ジュン(胡軍)、リー・ビンビン(李冰冰)、ファン・ビンビン(范冰冰)などいまをときめくスターを大勢抱えている。母体の華誼兄弟太合影視有限公司は『大腕』、『天地英雄』、『尋槍』などの製作に参加している大手製作会社。 上記3人のほかにも、華誼兄弟太合影視有限公司が「母の日」用に製作したイベント映画『母親快楽』(中味は泣いてばっかり)に主演したロレッタ・リー(李麗珍)、テレビドラマ『天龍八部』に出演するクリスティ・チョン(鍾麗[糸是])など、大陸進出する香港女優が多い。 カリーナ・ラウは1964年産まれ、ロザムンド・クワンは1962年産まれ、サンドラ・ンは1965年産まれ、ロレッタ・リーは66年、クリスティ・チョンは70年産まれ。香港では、男優ならちょうどばりばり仕事をしている30代後半〜40代の時期に、女優はいい仕事がないのだ。香港映画のヒロインは、若くてきれいなら誰でもできるような役が多い。香港女優は若い時期の3〜4年間に同じような役ばかり演じてそして飽きられて(または自分で飽きて)、仕事の方向を変えるか結婚引退するか事業に精を出すようになるかというパターンだ。10年ぐらい前からの香港映画を観ていると、男優の面子はほとんど変わらないのに女優は実に頻繁に代替わりしている。 そうした情況は大陸ならかなりましである。大陸でも、若くてきれいでしかも戯劇学院や電影学院で演技訓練を受けた役者が毎年どんどん出てくるが、生き残るのが大変なのは男優も女優も同じだし、女優に個性のある役が与えられている作品は香港よりずっと多い。しかしまあだからといって香港より大陸の方がフェミニンな世界かといえば決してそういうわけではなく、その証拠に大陸の映画やドラマでは「ハンサムではない男優と美人女優」というカップリングが非常に多い。しかし最近は美男俳優も少しは増えたし、さらに驚くべきことに、前述のカップリングが逆転した例がある。次回はその話をします。
(緑茶)
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