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【41】第6回上海国際映画祭

 6月8日から16日まで第6回上海国際映画祭が上海影城で開催された。コンペティション部門には、「A Little Monk」(韓国)、「A Time for Dancing」(アメリカ)、「リリィ・シュシュの全て」(日本)、「Hart's War」(アメリカ)、「生活秀」(中国)、「面対生命」(中国)、「The Way Home」(韓国)、「Charlotte Grey」(イギリス)、「Chopin Desire For Love」(ポーランド)、「Deadline」(スウェーデン)、「Fate As Apart」(ブルガリア)、「Lovers and Leavers」(フィンランド)、「Lovers Of The Nile」(フランス)、「Mullet」(オーストラリア)、「Station」(ポーランド)が出品され、結果は「生活秀」が作品賞、女優賞(タオ・ホン(陶虹))、撮影賞を、「リリィ・シュシュの全て」が審査員特別賞、音楽賞を、「A Little Monk」が脚本賞を受賞するなどした。

 この上海国際映画祭は、1993年に第1回が開催され、国際A級映画祭に認定されている。しかし毎年、国際スターはおろか地元のスターさえろくに参加しない、いまひとつ華やぎに欠ける映画祭ではあった。質実剛健でマイペースな中国俳優はあまりお祭り騒ぎに関心がないのか。地元の映画祭を盛り上げようという義務感に欠けているとまで批判されてきた。今回も、閉幕式こそチェン・カイゴー(陳凱歌)、タン・ドゥン(譚盾)など大物が出席したが開幕式のメンバーはスタンリー・トン(唐季禮)、フォン・シアオガン(馮小剛)、シュイ・ファン(徐帆)、アーロン・クォック(郭富城)、ワン・ジーウエン(王志文)、パン・ホン(潘虹)、ジャン・フォンイー(張豐毅)、スー・ヨウポン(蘇有朋)、ルビー・リン(林心如)、酒井法子などといった中堅揃い。さらに中華圏の人気スターはごく一部を除いてテレビ俳優ばかりではないかという声もあるが、そもそも中国大陸と台湾では映画が産業化されていないので、地元の映画出演だけで食べていける俳優などいないのだった。

 また、今回審査員に名を連ねた有名監督にはホアン・シューチン(黄蜀芹)がいるが、さらに高名なジャン・イーモウ(張藝謀)、チェン・カイゴーなどの国内大監督が審査員を受けないのも映画祭が地味になっている原因でもある。

 映画祭中の国際的な話題といえば、ミシェール・ヨー(楊紫瓊)の次回作が「花木蘭」であることは以前から知られているが、それに加えてスタンリー・トンが自分もアメリカとの合作で英語映画「花木蘭」を製作予定であること、ほかにも上海映画制作所と韓国の合作映画「花木蘭」、さらに大陸の映画会社と香港の映画会社がそれぞれ「花木蘭」を製作予定だと話した。どれだけが実現するかわからないが楽しみである。

(緑茶)


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