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| 毎 周 電 視 中国語圏の映画・芸能に関する連載コラム/毎週火曜日更新 |
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中国語圏でヒット間違いなしのチオン・ヤオ(瓊瑤)製作・脚本テレビドラマは、ストーリーの整合性や作品の格調よりも、キャラクターの魅力を優先させる作りになっている。テレビドラマの視聴率を上げるためには、視聴者に「続きを観たい」と思わせるためには、登場人物の誰かに好意を持たせることがいちばん手っ取り早いからだろう。チオン・ヤオドラマは女優中心だが、その彼女たちが実に感じのいい美少女ばかり。テレビの視聴者層を考慮してか、チオン・ヤオのお好みなのか。老若男女に人気がありそうで、少なくとももっぱら異性に強くアピールする資質の人はいない。それは近くクランクインする「還珠格格3」の主要女優を見ても明らかなことだ。 「還珠格格3」の小燕子役に当選したのは、1979年生まれのホアン・イー(黄奕)。黒目がちの眼に白く柔らかそうなほお、戦後少女小説の挿絵みたいなきれいな人だが、洋名がベティという。・・将来、万一にも香港映画で日本進出することになったらベティ・ホアンと呼ばれるのかと私は心配。 紫薇役のマー・イーリー(馬伊莉)は、前作まで紫薇だったルビー・リン(林心如)に少し似た、細いのに柔らかそうなお姉さん。前作に引き続き晴儿を演じるワン・イエン(王艷)は、彼女がヒロインを務めた「バック・トゥ・チャイナ」(歸土)という映画が日本でビデオ化されているのでご存知の方がいらっしゃるかもしれない。小造りで甘く可愛く、「バック〜」の田舎娘も、「還珠格格」のお姫様も違和感のない、達者な人である。 みんな人気が出たら逃げてしまう、とチオン・ヤオは嘆くが、それも、常に新人を発掘しドラマで盛り立てて中華圏のスターにしてしまうチオン・ヤオの力技あってのものだ。「還珠格格2」までの小燕子ジャオ・ウエイ(趙薇)の活躍は言わずもがな、紫薇ルビー・リンも話題作にはこと欠かない。さしあたっては、ベタなチオン・ヤオとは違って洗練文学のジャン・アイリン(張愛玲)原作ドラマ「半生縁」に期待。 「還珠格格2」まで金鎖を演じていたファン・ビンビン(范冰冰)も最近の活躍がめざましい。1981年生まれ、「還珠格格」の撮影時は15歳ぐらいだが、当時からすごい美形で幼いながらほんのり色気まであり、(まだ演技は下手だったが)私の眼を釘付けにしたのだった。ファン・ビンビンの新作は、香港・中国合作映画「手足情」。「我的兄弟姐妹」のような兄妹もので、共演はチャン・チーラム(張智霖)、スー・ヨウポン(蘇有朋)。2002年中国のお正月映画だった「一見鍾情」ではルー・イー(陸毅)と共演している。新作ドラマでは「給[イ尓]找个媽」でジアン・ウー(姜武)と、「塵埃落定」でスン・ホンレイ(孫紅雷)と共演(このへん美女と野獣でそそられる)。また、いつ撮影開始するかわからないがツイ・ハーク(徐克)監督の映画「書剣恩仇録」にも出演が予定されている。
(緑茶)
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