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【28】三大明星製造所

 中国で俳優養成所として有名な大学は、北京電影学院、中央戯劇学院、上海戯劇学院の三つ。出身校までさかのぼるとスター街道が見えてくる。

 北京電影学院出身者は、ヴィッキー・ジャオ・ウエイ(趙薇)、ホアン・レイ(黄磊)、シュイ・ジンレイ(徐静蕾)、シュイ・チン(許晴)、ジアン・ウエンリー(蒋[雨/文]麗)、チェン・コン(陳坤)、ジアン・チンチン(蒋勤勤)(水靈)など。中央戯劇学院出身は、ジアン・ウエン(姜文)、ゴン・リー(鞏俐)、シュイ・ファン(徐帆)、リー・ヤーパン(李亜鵬)、フー・ジュン(胡軍)、ワン・シュエビン(王学兵)、メイ・ティン(梅[女亭])、スン・ホンレイ(孫紅雷)、タオ・ホン(陶虹)、シア・ユイ(夏雨)、ジャン・ズーイー(章子怡)、リウ・イエ(劉[火華])など。上海戯劇学院出はチェン・ホン(陳紅)、ルー・イー(陸毅)、ジョウ・ジエ(周杰)、レン・チュアン(任泉)、リー・ビンビン(李冰冰)などがいる。主な特徴は、中央戯劇学院出は質実剛健、北京電影学院出は美貌で華やか、上海戯劇学院出はお土地がら洗練されている(と自覚している)といった感じ。

 演技を学んでいない俳優の中では舞踏学院出が多い。また「シュウシュウの季節」(天浴)で有名なリー・シアオルー(李小[王路])は、やっと20歳になった現在、テレビドラマに引っ張りだこで人気スターになっているが、それは彼女が演技や舞踏を学んでいないため働く時間がたくさんあるという理由にも拠っている。中国の俳優はみなプロだがそれは同時に、彼らの若い時間は勉強に費やされるのでアイドルスターが少ないということでもある。

 中国の若い都市恋愛映画「花眼/Dazzling」はウォン・カーウァイ(王家衛)風と話題だがそれはモノローグのせいか。ゴシックスタイルの黒ずくめ天使はヨーロッパ風、空に向かう汽車は日本人には銀河鉄道999に見えるが。唐突に挿入される絵は「ラン・ローラ・ラン」。それはともかく、「花眼」の若い出演者たちはプロとアマが巧妙に混ぜられている。

 演技のアマチュアは、ジャン・イーモウ(張藝謀)やジャン・ユアン(張元)、ジャン・ヤン(張揚)監督作品に録音師として参加してきたウー・ラーラー(武拉拉)。公園に座る青年と彼が話すモノローグを担当している。天使役はファッションモデルのツォイ・ズォンリー(崔宗利)とジョアン・ミン(庄敏)で、このふたりは本当にポーズをつけているだけ。格好いいが。プロ俳優は「スパイシー・ラブスープ」(愛情麻辣[湯/火])のシュイ・ジンレイ、ワン・シュエビン、「追憶の上海」(紅色恋人)のメイ・ティン、「ただいま」(過年回家)のリー・ジュアン(李涓)など。そして監督は、1991年に北京電影学院を卒業したリー・シン(李欣)。最初はCM監督として名をあげたという経歴がうかがえるほど、「花眼」は視覚効果に凝っていた。

(緑茶)


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