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【19】ニューススター

 「天府早報」によると、2001年に中国の娯楽新聞へ最も多くのニュースを提供した演芸人は上位順にヴィッキー・ジャオ・ウエイ(趙薇)、ジャン・イーモウ(張藝謀)、ティエン・ジェン(田震)、ジャン・ズーイー(章子怡)、ジョウ・シュン(周迅)、ルー・イー(陸毅)、リー・ヤーパン(李亜鵬)、フー・ビン(胡兵)、ゴン・リー(鞏俐)、ドン・ジエングオ([登β]建国)。

 今年のジャオ・ウエイはテレビドラマ「情深深雨濛濛」の受けがよく順調だったが、年末になって、夏に旭日旗がデザインされた衣装でファッション雑誌に載ったことが判明し、大騒動になった。折しもジャオ・ウエイは、新疆ウルムチでハー・ピン(何平)監督「天地英雄」を撮影中のころ。中井貴一との共演も好調で楽しんでいるという報道が出た直後だっただけに、ジャオ・ウエイには冷水をぶっかけられたような事件だったかもしれない。もっとも、演芸と旧日本軍の所業とはそもそも別物。でなければ、中国や韓国などのある意味で日本が弱点を持つ国の映画・ドラマにわざわざ惹かれる私たち日本のファンもたいがいである。

 「旭日旗事件」はジャオ・ウエイに責任はないことだし彼女は声明やテレビで何度も謝罪したが、イメージ低下は免れず、ジャオ・ウエイの広告価値は大暴落したといわれる。が、映画ファンにとってはあまり関係のないことではある。ジャオ・ウエイの新作はコロンビア製作の2本「天地英雄」と「夕陽天使」、それからいま上海で撮影中の2002年旧正月映画「天下無雙」。

 時代劇コメディ「天下無雙」は、製作・澤東公司ウォン・カーウァイ(王家衛)、監督ジェフ・ラウ(劉鎮偉)。「大英雄」(東成西就、93年)をほうふつとさせる製作陣だが、大陸でのジェフ・ラウは何より異常人気を誇るチャウ・シンチー(周星馳)主演「チャイニーズ・オデッセイ」(大話西游)の脚本・監督として有名。「天下無雙」の出演はほかにトニー・レオン(梁朝偉)、フェイ・ウォン(王菲)、ジャン・ジェン(張震)。

 来年に撮影予定の「還珠格格3」にはジャオ・ウエイは出演しない可能性が高そうだ。ジャオ・ウエイの仕事場がテレビドラマから映画に移行しつつあることに加え、成長してはいけないシアオイエンズー(小燕子)というキャラクターを大人になった女優が演じることの難しさが影響を及ぼしているように思われる。通常、若いキャラクターはドラマの進行と共に成長するものだが、シアオイエンズーの場合、成長は魅力の低下につながる。知識が増え聞き分けがよくなったシアオイエンズーのどこが可愛い?事実、「還珠格格2」後半のシアオイエンズーは少し成長し、気配りから意識的に笑いを取りにいくなど無垢さが減って役の魅力が低迷している。かといって年を重ねてもあのままだと頭が悪いようにしか見えないし。そこらを「還珠格格3」でチオン・ヤオ(瓊瑤)がどう料理するか興味深い。

(緑茶)


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