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中華迷 中国語圏映画事情/毎週電視 |
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毎 周 電 視 中国語圏の映画・芸能に関する連載コラム/毎週火曜日更新 |
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チェン・カイゴー〈陳凱歌〉監督は、ハリウッドで『キリング・ミー・ソフトリー〈温柔地殺我〉』を撮った後、中国で『三国志』のエピソードをふくらませた40話連続テレビドラマ『呂布与貂蝉』を作った。肩書きは、芸術総監&総監督。この『呂布与貂蝉』は韓国の資本が入っており、呂布役は当初、中国でも大人気の韓国スター、アン・ジェウク〈安在旭〉が演じる予定だったが、スケジュールが合わないことと、外国籍の俳優を出演させるのは手続きが面倒ということで、ホアン・レイ〈黄磊〉に回ってきた。 ついでながらアン・ジェウクは、2001年11月末から撮影が始まった中国のテレビドラマ『白領公寓』に主演している。共演女優はジャン・イーモウ〈張藝謀〉監督『幸福時光』のヒロイン役で一躍スターになったドン・ジエ〈董潔〉。韓国と中国語圏の共演といえば、監督コリー・ユン〈元奎〉、出演ヴィッキー・ジャオ・ウエイ〈趙薇〉、シュー・チー〈舒淇〉、カレン・モク〈莫文蔚〉のコロンビア製アクション映画『夕陽天使』の出演男優がまた、中国でも大人気の韓国スター、ソン・スンホン〈宋承憲〉。 さて、現在オンエアを控えた『呂布与貂蝉』の各登場人物は、かつて『三国志』系の中国テレビドラマでよく見られたような、神格化された英雄たちの鷹揚さは持たず、韓国的に個性が強烈で傲慢、狡猾、横暴なキャラクターだそうだ。何といっても呂布の設定からして、ヒョウに育てられた青年であるというキテレツさ。一着平均5〜6000元を費やして韓国でデザイン・制作された衣装は、なるほどシャープかつクールな鮮やかさが確かに韓国ぽい、ような。劇画的な画面を目指したという触れ込みからは、韓国武侠映画『飛天舞』のアクションシーンが連想される。期待がつのることである。道具類はチェン・カイゴーの前々監督作『始皇帝暗殺〈荊軻刺秦王〉』で使ったものを流用するというから豪華品だ。 またチェン・カイゴーは来年、『呂布与貂蝉』のスタッフを使って、再び『三国志』ものドラマ『三国群英傳之赤壁−周郎与二喬』を作る予定だという。今度の主人公は周瑜と小喬になる。そして、現在チェン・カイゴーが北京で撮影中の映画『和[イ尓]在一起』は、韓国映画会社Big Bank Creativeが出資しており、撮影監督は『武士(ムサ)』のキム・ヒョング〈金炯求〉、衣装・メイクも韓国の河龍水。韓国女優のキム・ヘリ〈金慧利〉が脇役で出演している。さらに、チェン・カイゴーの新作候補として、Big Bank Creative製作映画『夢遊桃源園』があがっている。『梦游桃源園』の原作は、『三国史記』に出てくる阿娘(アラン)の伝説をもとにしたチェ・イノ〈崔仁浩〉の同名小説。 近年、スケールは大きいがどうも茫洋としてきたチェン・カイゴー作品に、韓国もののエキセントリックな毒気が入ったら、面白くなりそうなことだ。
(緑茶)
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