| 毎 周 電 視/中国語圏映画事情 |
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10月18日から22日まで浙江省寧波市で開催の第10回中国金鶏百花映画祭中に授賞式が行われる、第21回中国電影金鶏賞のノミネートが発表されている。主な部門をあげると、最優秀作品賞に『毛沢東在1925』、『芬芳誓言』、『相伴永遠』、最優秀主演女優賞にソン・チュンリー〈宋春麗〉(『相伴永遠』)、ウー・ジン〈呉競〉(『家在樹徳坊』)、ユアン・チュアン〈袁泉〉(『藍色愛情』)、最優秀主演男優賞にゴー・ジージュン〈戈治均〉(『押解的故事』)、ワン・シュエチー〈王学圻〉(『相伴永遠』)、チウ・マンチェク〈趙文卓〉(『英雄鄭成功』)、パン・ユエミン〈潘粤明〉(『藍色愛情』)、最優秀監督賞にティン・インナン〈丁蔭南〉(『相伴永遠』)、ホアン・ジエンシン〈黄建新〉(『誰説我不在乎』)、フオ・ジエンチー〈霍建起〉(『藍色愛情』)、など。 金鶏賞は、ヒット作を重視しないこと、外国市場向けの映画を嫌うことなどから選出作品に偏りがあり、そのため毎年議論が起こる。ツォイ・ジエン〈崔健〉、ジアン・ウー〈姜武〉、シア・ユイ〈夏雨〉、ジジ・リョン〈梁詠[王其]〉など出演の大ヒット映画『我的兄弟姐妹』はノミネートにかすりもしなかったので、監督ユイ・ジョン〈兪鐘〉は「もう来年は金鶏賞にエントリーしない」とお怒りだ。同じく大ヒット作、ジョン・シアオロン〈鄭暁龍〉監督『刮[やまいだれ<沙]』は、最優秀音楽賞にだけノミネートされた。 また10月27日から11月4日まで開催される第14回東京国際映画祭に応募した中国映画は『幸福時光』、『刮[やまいだれ<沙]』、『週末の出来事〈秘語17小時〉』、『真心』の4本。審査の結果『週末の出来事』が選ばれて出品が決まった。負けた『刮[やまいだれ<沙]』のジョン・シアオロン監督は、「商業映画が国際映画祭で受賞できないのは当然」とシンプルに述べている。 去年『初恋のきた道〈我的父親母親〉』で金鶏賞・百花賞、東京国際映画祭を賑わせたジャン・イーモウ〈張藝謀〉監督の新作『幸福時光』は、いまいち寂しい結果である。しかし『初恋のきた道』を童話とすれば『幸福時光』は寓話。きれいごとで覆われない残酷さがある分、『幸福時光』は奥が深い。2002年日本公開予定。 ジャン・ミン〈章明〉監督『週末の出来事』は元のタイトルを『17小時57分38秒』といい、ホラー映画になるはずだったのだが、怖すぎて電影局の検閲を通らず、全く違うストーリーになったそうだ。中国公開は11月の予定。現在の中国映画にはホラー映画のジャンルが消えてしまっているが、ここにきてホラーの波が・・?現代中国初の本格ホラー映画という触れ込みの『閃靈凶猛』は、今年公開されて、誰も期待していなかったのに大ヒットした。『閃靈凶猛』がどの程度ホラーになっているか緑茶も楽しみ、中国にはすてきな怪談話がたくさんあるのでホラー映画の才能はあるはずなのだ。
(緑茶)
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