| 毎 周 電 視/中国語圏映画事情 |
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2001年。第73回米アカデミー賞で、コロンビア製作『グリーン・デスティニー〈臥虎藏龍〉』が外国語映画賞、撮影賞、美術賞、オリジナル音楽賞の4部門を受賞した。ノミネートは10部門に登る。中国語映画が米アカデミー賞でこれほど注目を浴びたのは初めてのことだ。ジャン・イーモウ〈張藝謀〉監督『初恋のきた道〈我的父親母親〉』、そして『グリーン・デスティニー』と、デビュー以来2作続けてコロンビア製作映画のヒロインを務めたジャン・ズーイー〈章子怡〉は、作品のヒットに乗っかって、奇跡のようにスターダムへ押し上げられた。今やジャン・ズーイーの映画出演料は150万米ドルだという。『グリーン・デスティニー』がここまで欧米受けした要因は、見慣れたアメリカ風のラブストーリーに見慣れない異国の古装情緒、そして夢のように美しいアクションシーンがあったからこそだろう。アクションは国境を超える。 『グリーン・デスティニー』の大成功に気をよくしたコロンビアが、いま中華圏で製作中の4作品のうち、半分の2作はアクション映画だ。 1作めは、7月19日に北京でクランクイン記者発表会が開かれた、監督ホー・ピン〈何平〉、出演ジアン・ウエン〈姜文〉、中井貴一、ヴィッキー・ジャオ・ウエイ〈趙薇〉、ワン・シュエチー〈王学圻〉の、唐朝を舞台にした時代劇スペクタクル『天地英雄』。なぜ中井貴一が出るのか・・。ホー・ピン監督は実に1984年から、『天地英雄』のシナリオ初稿を持って西安映画制作所を当たっていたということだから、話題性や資本のために無理やり日本人を出したケースではないと思われる。ところで中井貴一は、中国マスコミに「日本のチョウ・ユンファ〈周潤發〉」と書かれておりますね。とにかくアジア系男優を持ち上るには「○○のチョウ・ユンファ」なんだろうか。偉大なるユンファ。 2作めは、監督コリー・ユン〈元奎〉、出演ジャオ・ウエイ、シュー・チー〈舒淇〉、カレン・モク〈莫文蔚〉の現代アクション『夕陽天使』。中華版『チャーリーズ・エンジェル』だ。コロンビアはもともとジャオ・ウエイ、セシリア・チャン〈張柏芝〉、カレン・モクに出演依頼しており、カレン・モクとセシリアが姉妹役、ジャオ・ウエイが警官役だったが、セシリアが出演を断り代わりにシュー・チーが出ることになったため、シュー・チーとカレン・モクが姉妹では似ていないので変だということになり、姉妹役はシュー・チーとジャオ・ウエイ、警官役はカレン・モク、になった。・・・シュー・チーとジャオ・ウエイもあまり似てはいないが。というごたごたはあったにせよ、ジャオ・ウエイ主演は早くから決まっていた。コロンビアはジャン・ズーイーに続いてジャオ・ウエイを世界に売り出す予定らしい。ふたりの違いは、ジャオ・ウエイは中華圏ですでに大人気スターということだが。 コロンビア・アジアが製作中の4本のうち、残りの2本は、次回にお話します。
(緑茶)
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