01.02.28

ジャン・イーモウの武侠映画

 今年10月に撮影予定の、ジャン・イーモウ〈張藝謀〉監督の武侠映画『英雄』(仮題)について。ジャン・イーモウのスタッフの話では、キャストに予定しているのはマギー・チャン〈張曼玉〉トニー・レオン〈梁朝偉〉ジアン・ウエン〈姜文〉(始皇帝役)、さらに希望ジェット・リー〈李連杰〉

 以前、【南方都市報】が、イーモウはジャッキー・チェン〈成龍〉を始皇帝に希望しているというニュースを出して、それが香港誌にも取り上げられてしまったが、(そして今は、ジャッキーはスケジュールが合わないので始皇帝役はジアン・ウエンになったという話にされているが)、もともとジャッキー・チェンにオファーの予定はなかったそう。

 ジャン・イーモウがスタッフと相談していた段階では刺客のひとりにジャッキー・チェンの名があがっていたが、ジャッキーにすると、刺客に合わせて始皇帝の年齢も上にしなくては釣り合わないので、そうすると話に合わなくなる。『英雄』はそもそも荊軻の話とは関係なく(荊軻だったらチェン・カイゴー〈陳凱歌〉監督『始皇帝暗殺〈荊軻刺秦王〉』と同じになってしまう)、もっと時代の早い、稗史(野史)の暗殺事件で、秦王・始皇帝はそれほど年齢がいっていない。(そ・う、ジアン・ウエンはまだ38歳なのです。)

 で、3人めの刺客にはジェット・リーを希望しているという話だが、ジャン・イーモウは去年すでにジェット・リーに打診ずみとか。しかし色よい返事はもらえていない。リンチェに、彼の今のギャラ900万米ドルを払えないことと、リンチェも『ファースト・エンペラー(始皇帝)』の企画を持っているので、かぶるのが嫌なのかもしれない。

【毎日新報】

01.02.28

シエ・フェイ監督

 シエ・フェイ〈謝飛〉監督が【新波网】のチャットで語ったところによると:今までの監督作9本のうち、気に入っているのは、わりと現代的な感覚の、ジアン・ウエン〈姜文〉主演『本命年』、古風な『香魂女/湖に生きる〈香魂女〉』、そして新作の『益西卓瑪』。

 『グリーン・デスティニー〈臥虎藏龍〉』については、中国文化、中国カンフーを題材にした中国語映画を全米商業マーケットに乗せ、中国語圏映画の道を作ったと評価しながらも、映画自体は凡庸でつまらん、と言っている。外国人はブルース・リー〈李小龍〉映画以来中国カンフー映画といえるものをほとんど観ていないので、優劣を比較できないのだ。聡明なアン・リー〈李安〉が映画に入れこんだ、文化の匂い、江湖の恩怨、強いふたりの女性も好評の原因となった。・・・・

 ジャオ・ウエイ〈趙薇〉を観たときは、なんて眼が大きいんだ、と思った。・・・・スターがいい俳優になれるかどうかはその人しだいだ。ジャオ・ウエイが今のような状況でも自分の演技を磨き続け、努力を続ければ、女優生命は長く保つだろう。

 『花様年華』は趣深くて情緒がある。懐古趣味だ。はるか昔のことだから、美しく見える。

 大陸の俳優で好きなのは、『本命年』のジアン・ウエンと、『香魂女/湖に生きる』のスーチン・ガオワー〈斯琴高娃〉。ジアン・ウエンは創造性豊かな俳優で、監督としても才能がある。妥協しない。あまり創造的なので、監督を経験して芝居全体をコントロールすることを知った彼を再び俳優として使うのは難しいかもしれないが、機会があればまたいっしょに仕事をしたい。スーチン・ガオワーは15、6歳のときはダンサーだった。演技に対し理解が的確で、本当の情熱と爆発力を持つ天才だ。


01.02.28

ジャッキー・チェン

 ジャッキー・チェン〈成龍〉が、アメリカ・ハーバード大学基金の選ぶ“Artist of the Year”を受賞した。彼の健全な映画とボランティア活動に対する評価とのことで、本人もそれを誇っている。また、【タイム】誌がジャッキー・チェンを“最も人気のあるアクションスター”と評した。

【大公報・香港商報】


01.02.24

ジャン・イーモウの武侠映画

 2月18日に、ジャン・ウエイピン〈張偉平〉(プロデューサー)の家に、ジャン・イーモウ〈張藝謀〉、ジアン・ウエン〈姜文〉が集まって、ジャン・イーモウの武侠映画に関して謀議してたとか。

 ジャン・イーモウは、2年間脚本を練った結果、『グリーン・デスティニー〈臥虎藏龍〉』よりおもしろい話ができたと言い、『グリーン・デスティニー』について、西洋人の好みに合わせてアクションシーンは血なまぐさくなく、画面は美しくて詩的、と言っている。

 そしてジャン・イーモウは、自分の武侠映画の始皇帝役にジアン・ウエンを招きたいらしい。そして、始皇帝に対する“刺客”は3人おり、ふたりはトニー・レオン〈梁朝偉〉とマギー・チャン〈張曼玉〉にほぼ決まっている。先にマギー・チャンに打診すると、マギーはトニー・レオンと共演したいと言ったとか・・・。
 
 そしてもうひとり、“十歩一殺”の剣法を持つ刺客に、ジェット・リー〈李連杰〉を招きたい。ジェット・リーはギャラ1000万米ドルだし今年のスケジュールはいっぱいだが、なんとか交渉したい。ジェット・リーのアクション俳優としての名声はすでにジャッキー・チェン〈成龍〉を超えている。(監督談)。・・・・映画の撮影は、今年の10月。タイトル仮題は『英雄』。

【北京青年報・羊城晩報】


01.02.21

武侠ものがはやるわけ

 監督ワン・シンミン〈王新民〉の調査によると、武侠ものがはやる理由は、1.製作技術上、中国は外国の製作会社に引けを取っているが、武侠ものに関しては中国の伝統なので、いかんなく実力を発揮し優勢に立つことが出来る。2.中国市場は不安定だが、投資企業は手堅い武侠ものには出資してくれる。3.武侠ものはわかりやすく、時代劇のように歴史的背景を知る必要がないし、政治性がなく純粋な娯楽である。

 武侠ドラマの視聴率は一定して高い。ふつう武侠作品は現代の日常生活からかけ離れた虚構の世界だが、特に想像力豊かなジン・ヨン〈金庸〉の作品は現代とつながるものを持っており、現代人は武侠作品を通して精神的な刺激を受けることができる。

【江南時報】

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