ベルリン映画祭の華人審査員

01.01.14

 【聯合報】 今年のベルリン映画祭は、ふたりの華人、シエ・フェイ〈謝飛〉監督とトニー・レオン〈梁朝偉〉に審査員を依頼した。

 シエ・フェイ監督は、1993年のベルリン映画祭で、『香魂女/湖に生きる〈香魂女〉』がアン・リー〈李安〉監督『ウェディング・バンケット〈喜宴〉』と共に金熊賞(グランプリ)を受賞している。北京のシエ・フェイ監督のもとに、ベルリン映画祭の代表自ら審査員を依頼に来たそうだ。シエ・フェイは2月5日にベルリン入りする。また映画祭で、シエ・フェイ監督の新作『西藏之歌』(『益西卓瑪』)がワールドプレミア上映される。(監督が審査員だし、賞には参加しない)

 そうして、シエ・フェイ監督は1も2もなく引き受けたが、トニー・レオンの方は、最近過労だし、漢方医にひどい鼻アレルギーだ、このまま休養なく働き続ければ副鼻腔炎になるかもしれないと言われ、しかもトニー・レオンを怯えさせたことには2月のベルリンは零下数度の世界だという。しかし審査員経験のない彼はお引き受けしたいのはヤマヤマなので、鼻の調子を見てから、行けるかどうか返事するそうだ。でもトニー・レオンは2月にほかの仕事が。・・・・

01.01.10

 【世界日報】 シエ・フェイ〈謝飛〉監督の新作『益西卓瑪』は、大陸初の純粋なチベット映画だそうだ。(なんか変?)脚本は、シエ・フェイとチベット作家のザーシー・ダーワー〈扎西達娃〉だし、全編にわたってチベット詩人ツァン・ヤンジア〈倉央嘉〉の詩を使い、セリフは全てチベット語、出演者は全員チベット人俳優。

 シエ・フェイ監督は、90年代初めにチベットで映画『世界屋脊的太陽』を撮影してから、チベットの文化と宗教に興味を持って、何度もチベット通いをし、研究を重ね、本当のチベットを映した映画を撮りたい、と思っていた。そのとき、チベット作家ザーシー・ダーワーの短編小説を読み、映画化を決めた。

 シエ・フェイ談:私はいくらチベットが好きといっても、結局は部外者なので、チベット宗教の独特な思想を完全に理解するのは難しい。そこで、映画のテーマは人類共通の愛と人生にし、ふつうのチベット人の、半世紀に渡る結婚生活を描くことにした。

 中国市場は映画不景気なので、シエ・フェイ監督は、『益西卓瑪』のコスト回収について、半分は海外市場でまかおう、と計算している。自分は海外で名声があるし、『益西卓瑪』はいい出来だし、政治的宣伝なくして、外国人も興味を持つはずだ。

 『益西卓瑪』は民族が題材なので、審査が難しかった。2000年1月に検閲に送って5月下旬に通過するまでに、セリフも含めてあちこちカットされて、わけわかんなくなっている箇所があるそうだ。

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