エクスプロア上海 TOP中国家具中国骨董家具講座


中国骨董家具講座

第三回「中国骨董家具分類」

 
この中国骨董家具講座は、2002年秋に上海文化班による講座内容を編集まとめたものです。

中国骨董家具4種:客間、書斎、閨房、寝室
1. 客間家具 太師椅、羅漢床等・・・主に庭園邸宅、詩人宅で使用
  骨董家具で最も価値がある。
装飾用と実用家具とに分けられる。
江南庭園邸宅では、屏風等は装飾用、また、太師椅、羅漢床は実用品として使用された。
これらの特徴は、比較的大型で豪華、これは使用者の身分を表している。
現在、骨董市場でこれら客間家具の取引が一番大きい。
 
2. 書斎家具 書棚、博古架等・・・文化人の家具
  書、画、琴、将棋の際に使用される。
客間家具ほど大きくないが、家具の中で一番凝った造りがされている。文化の香りが濃い。木材、装飾技術も中国で最高が使われている。
現代の家具として適している為、市場が大きい。
 
3. 閏房家具 琴卓、花器、湘妃蛇等・・・お金持ちのお嬢様の家具
  文章を書く時、絵を描く時、琴を弾く時、刺繍をする時に使われる。
造形が美しく、精巧に出来ている。
骨董家具の中で、数が少ない。
 
4. 寝室家具 床、棚、五斗棚等
  家族以外が立ち入らない場所なので、前三種類ほど精巧に造られていない。
皇帝、貴族以外の家具は、一般的な木材を使って造られた。
ベット、テーブル、椅子の種類があるが、市場での取引は盛んではない。
コレクターも少なく、芸術的価値の比較的小さい。
   
この四種の他、小物も多くあり骨董家具に数えられている。文具箱、化粧箱等。これらは、文化人が使用したものと一般人が使用したものに分けられる。文化人使用の小物には品位があり、貴重品。紫檀木、黄花梨木でつくられたものも少なくない。市場も大きく、装飾性も高いので、コレクターが多い。


[エクスプロア上海TOP][
中国家具]

copyright(C) since 1998 Shanghai Explorer