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5月1日から正式にOPENする上海万博だが、4月20日から6回に分けて事前の予行演習がスタートしている。それぞれ一定の人数の市民を動員して行われる。今回の予行演習に参加できる市民は合計約80万人で、それ以外にも地方から招待されている人たちもいる。もっとも人数が少ないのが4月21日の5万人で、最高は第5回目に行われる50万人。筆者が参加したのは4月20日に行われた第1回目の予行演習で、参加人員は20万人だった。予行演習当日は、1.5万人のボランティアも参加し、本番さながらの状態で実施された。なお、4月20日は9:00~16:00までの開園で、夜間は含まれておらず、通常よりかなり短かったことを付記しておく。
○入場するのに一苦労、水上ルートがラクかも
筆者は西蔵南路のゲートを利用。9時過ぎに到着したが、すでにかなりの人で賑わっていた。ゲートの自動改札機に入るまでに、まず入り口でのチケットのチェック。その後、テントがある行列場所にならぶことになる。これがかなり待たされる。ジグザグに列をつくっているのだが、雨露をしのぐ程度のテントしかなく、せめて液晶テレビで会場内の映像を流したり、あと何分並ぶかわかればかなり気分的にいいのだが、そういったものはなく、ただひたすら待つのみ。夏場はエアコンをつけなければ、倒れる人も出るのではないだろうか。筆者は市中で20元で買ってきた公式ガイドブックを読みながら時間をつぶす。
行列の原因は、やはり安全検査。時間を計ってみたが1人あたり1分近くかかっている。手荷物もしっかりとチェックされるので、万博会場に行くときはなるべく身軽にして余計な検査に引っかからないようにしたい。飲み物は持ち込み禁止で、没収されている人が多かった。飛行機並みの安全検査である。筆者はノートパソコンを持っていたが、バッテリーが引っかかって荷物の再検査となった。
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| 緑の服を着たボランティアたちが続々到着 |
予行演習用の入場券 |
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| 西蔵南路の入場ゲート |
安全検査を受けるための行列 |
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| 安全検査の様子 |
かなり周到に検査が行われます |
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| インフォメーションのなかに園内案内図があります |
園内案内図はかなり便利です |
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| 西蔵南路トンネル |
ちなみに、団体客として入場する場合は、白蓮涇路のゲートなど別のゲートが用意されているそうだが、果たしてうまく機能するのだろうか。
筆者の場合、並ぶのに要した時間は約1時間。メディアでは混雑でケガした人が出たとか、安全検査が途中でなくなったなど報道されていたが、ここのゲートに関してはそんなことはなかった。
さらに、あまり知られていないのが、フェリーを使って上海万博に入る方法もある。市民の間でもほとんど知られていなかったため、安全検査もスムーズでかなり空いていたらしい。上海市内には黄浦江沿岸に4カ所の万博入場用の水門が設置されている。浦東エリアでは東昌路・其昌桟水門、浦西エリアでは秦皇島路水門と十六鋪水門。万博会場から多少離れているが、船の上から悠々と会場に近づくのもまたいいかもしれない。
入場に成功したら、インフォメーションセンターで園内地図をもらおう。結構な争奪戦になっていたが、量はたくさんあるのでご安心を。
○浦西エリアの人は比較的まばら
世界各国のパビリオンが並ぶ浦東エリアと違って、浦西エリアは企業館がメイン。日本関係では、日本産業館や都市最佳実践区(ベストシティー実践区)の大阪館などがある。特に、都市最佳実践区は浦西エリアでも北の端に位置しているため、行きづらいかもしれないが、実際にある都市で、歴史遺産保護や環境問題への取り組みなどを行っている様子が紹介されており、じっくりと見る価値はありそう。
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| 日本産業館があったところは、以前造船場のドックでした |
日本産業館入り口 |
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| 大阪館 |
大阪館の屏風は人気がありました |
上海万博では、テーマの「より良い都市、より良い生活」に沿ったメインパビリオンが5カ所設定されている。このうち、城市足跡館と城市未来館は浦西にあり、比較的人も少なかったのでおすすめ。城市未来館は、もともとその場所で使われていた火力発電所を再利用していて、ボリュームある建物。現在、その煙突が巨大な温度計として使われている。南浦大橋を走ると、その煙突がよく目立っているが、どのように再生利用されたかは、ぜひ実物を見て頂きたい。
上海万博の各パビリオンのコンセプトの一つに、昔からある工場の再利用がある。日本産業館があるエリアでは、もともと造船工場があったところ。こうした再生建築物を楽しむのも、上海万博を楽しむポイントだろう。
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| 城市未来館外観 煙突が温度計です |
城市未来館外観内部 |
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| 案例連合館外観 |
中国鉄路館 |
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| おそらく「国産」新幹線だと思われます まだ公開していませんでした |
鉄道シュミレーターも |
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| 上海虹橋駅の模型 |
新幹線の個室モックアップも |
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