| 特色は何といってもBの橋であろう。長さ600メートル、幅50メートル、一番高いところで高さが200メートルある。会場のシンボルとなる橋で、歩行者専用、車は通ることができない。橋からは黄浦江の両岸が見渡すことが出来、また売店なども設置されることになっている。高さ200メートルの橋は遠くから見ると虹のようで、橋の両端には花が植えられ、橋の中心では花の絨毯が空高く舞い上がるデザインはまるで空中庭園を髣髴させるような設計になっている。橋を渡ったところには大型広場が設置され、その面積は6万平方メートル、付近には2500席の大会議室を持つ国際会議場、中国パビリオン、野外劇場などが設計されている。 |
| 浦西、浦東どちらの会場も、黄浦江に浮かぶ人工島のような設計になっている。すなわち会場の周りを@の楕円形の運河が巡り、この運河自体が舟を使って会場にアクセスするルートになり、人々が黄浦江とより身近に接することが出来るようになっている。上海の母なる河「黄浦江」を再現した形だ。 |
| そして3つめの特色として設計されているのがEの植物回廊だ。黄浦江を縦に横切る方向で進む緑の回廊は、河辺へ向かうアプローチとなっている。緑が茂る回廊は自然と都市との融合を目指し、全体で緑豊かな公園を形成することになる。都市の中心からその外側へ伸びるイメージだ。 |
| 各パビリオンは各国の国際パビリオンを黄浦江の東岸に放射状に設置する。総建築面積は30万平方メートル、約200カ国を超える国々からの出展を収容することができる。 |
| その他、水族館や360度の迫力で楽しめる映画館、体育館などが設計に盛り込まれている。 |
| Martin Robain氏はマスコミの取材に対して、「パリは19世紀の世界都市であり、ニューヨークは20世紀の世界都市、21世紀は上海が世界都市になる。」と語っている。また建築家にとって、万国の建築物が集まる上海は天国であり、万博をきっかけに多くの人がテーマ「Better City Better Life」を感じ取って欲しいとしている。 |