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青島の市中心
上海→青島
このたび、友人を訪ねて青島に行ってまいりました。青島といえば、青い海、ドイツの街並み…そんなご報告をしようと思っていたのですが、滞在した2日間はともにどんより曇り空。なんだか霧も立ち込めていました。友人によれば、海沿いの青島では意外とこういう天気も多いとか…。飛行機の遅れの原因になるのもこの霧によることが多いようです。
さて、上海の浦東空港から青島の青島流亭国際空港まではほんの1時間程度(虹橋空港からも同じ)。しかし行き帰りとも出発が20分ほど遅れました。その原因は流亭空港の混雑。飛行場はかなり小さめで、しかし夏場はかなりの便数が行ったり来たりするため、混雑しているようです。
到着した空港は日本の地方空港のような雰囲気です。ロビーに大きめの食堂が一軒だけ。
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| 空港食堂 |
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空港(国内線到着) |
青島の交通
空港から市内へは空港バスが便利。市内へ行く空港バスは3種類しかないので迷いません。
1号线:流亭机场 <==> 海天大酒店专线车(701路公交巴士)桂林大宇豪华大巴
2号线:流亭机场 <==> 格林豪泰中山路酒店专线车 桂林大宇豪华大巴 郑州宇通豪华大巴
3号线:流亭机场 <==> 世纪文华大酒店专线车 桂林大宇豪华大巴 现代豪华中巴
「豪華」とついていますが、空調付きの普通のバスです。チケットは20元。空港やバスターミナルにチケット販売所があるのでそこで買うのが普通。しかし見ていると途中で乗ってきた人は現金の人もいたようだし、公共交通カードも、もちろん使えるようです(青島市の公共交通カード)。
チケット売り場で100元札を渡し、「大人一人、子供一人」というと、おしゃべりしながらお姉さん、ぽん、とチケットを投げてよこしました。お釣りを待っていると、
「あなた、私にいくらくれた?」と言います。
何をいっている?聞き間違いかな?聞き取れていない?と
「今何て言った?」
と聞き返すと、もう一度
「あなた私にいくらくれたの?」と言いました。
しかたないので「100元」と言うと、20元札を3枚、これまた投げてよこしました。「50元しかもらっていない」と言われなくてよかった…。それにしても、古き良き中国の香りがします…。
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| チケット売り場 |
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空港バス |
私たちが乗車したのは1号線。終点の一つ手前、「浮山所」で下りてタクシーで、というのが友人からのアドバイスだったのですが、タクシーなんて全然いやしない。上海で道路を見ていると、タクシーと普通の車が半々という印象があるけど、青島の、ここ市中心では車:タクシーは8:2くらいでした。ちょうど夕方5時半くらい、帰宅ラッシュ時間に入っていたからかもしれません。
ここでも、タクシー争奪戦が繰り広げられていて、ちょっと戦意を失った私はバスを利用することに。浮山所にはカルフールがあり、そのすぐそばにバス停があって、たくさんのバスがきます。どれもこれも窓から人が飛び出てしまいそうな混みようで、娘を連れていた私はちょっと躊躇しましたが、幸いにも、私たちが乗ったバスは空席があるほどでした。
バス料金は一人1元。青島は驚くほど1元札が流通していて、コインで支払った私を運転手が疑いの目で見ていた…
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| 青島のカルフール |
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捕まらないタクシー |
海と山
この日は上海でも40度近く記録していた日で全国的に猛暑。ということで青島ももやっていて、なんだか不思議な雰囲気。だけど上海に比べ、はるかに涼しく、海が近いため湿気はありますが、うだるような暑さ、というのとは違います。
バスの車窓から外を見ていて、何か違和感を感じていたのですが、あとから友人のご主人に言われて気づきました。視界に、山と緑が目に入るのです。上海に暮らしていると、すっかり平地に慣れてしまい、坂を上がっていくバス、目に映る山があたりまえの感覚じゃなくなっていたんですね。しばらくバスで坂を上がっていくと、突然右手に海が広がってきました。夕方にも関わらず浜辺にはかなり大勢の人がいました。
海と緑の写真がなくてごめんなさい…。
青島の住宅事情
友人の家は私から見て大邸宅。ほとんどの部屋がシービュー。しかもさえぎる物のない見晴らし。そして広々3LDK。台所も広く、2つのバスルームのうち一つにはバスタブも。夏は、ここで暮らす人たちにとっては「暑い」そうですが、夏の平均気温は30度に満たないです。冬は「鼻息も凍るほど寒い(友人談)」そうですが、北京などと同様すべての家庭に「暖気」が備えられており、部屋の中は暖かだそうです。
そして家賃は日本では考えられない、いや、上海でも考えられない破格のお値段。私が現在暮らす1LDKマンションと大差のない価格でした。なんだか人間らしい暮らしができそうな青島。
次回は崂山と観音様が立つ海へ
青島の崂山というのはかなり有名だそうで、そこからとれる水なるものがペットボトルで販売されています。そう思って飲むからかもしれませんが、かなりおいしく感じました。中国の水は硬水と聞きますが、どちらかというと軟水に近い味がしたような…。このようなおいしい水がわく山であれば、きっと「気」の素晴らしいやまなんだろうな、と感じます、次回はぜひ行ってみたいです。
それから友人の家からは海が見渡せるのですが、なんと岬のところに大きな観音様が立っているのです。これは壮観。海に向かう観音様は、まるで人類、生物、地球全体を見守ってくれているかのよう。
今回は時間も遅く、一泊のショートトリップでしたので海まで足を延ばせませんでしたが、これも、次回はぜひ行ってみたいところです。
【データ】
青島市
成田空港から青島流亭国際空港まで約3時間20分。ANA、東方航空、中国国際航空が運航。
上海の各空港(浦東、虹橋)から青島流亭国際空港まで約1時間20分。上海航空、吉祥航空、東方航空、春秋航空、山東航空などが運航。
租界時代のヨーロッパ風の街並みが残ることで知られ、夏には避暑客でにぎわう。「日本人会」もある。
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(2010年8月記)
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